海外ドラマ

2022年1月10日 (月)

フランス絶景ミステリー コレクション 5

今月はフランス映画月間にするといいつつ、フランス映画の記事を書けていませんが、昨年放送されて見る時間のなかったこちらのドラマを見終えたのでコメントします。

相変わらずどの回でもフランス各地の美しい景色を堪能できますが、犯罪捜査とストーリーで気に入ったエピソードは、サン・ギレームが舞台の話。悪魔の橋と呼ばれる場所で遺体が発見され、昔の事件と悲恋が明らかになり、犯人が分かってもビタースウィートなエンディングでした。

ジュラ山脈の回も、ダム建設の賛否で村が二分され、対立する家族の子供が相棒となって捜査する話が良かったです。
相棒の片割れでリヨンから来た警部役ピエール=イヴ・ボンという人は、「アキテーヌ」の回でも刑事でしたね。

出演俳優としては、この同じ「ジュラ山脈」のエピソードで、「ミステリー in パラダイス」のエリザベート・ブールジーヌが出ていました。その他、「コニャック」の回と「ベル・イル島」の回にそれぞれ「アート・オブ・クライム」のエレオノール・ベルナイムとニコラ・ゴブが、「トロワ・ヴァレー」には「アガサ・クリスティーの謎解きゲーム」のサミュエル・ラバルトが、「プロヴァン」の回には「心配性刑事ワグナー」(記事にはしていないけど)のジル・アルマが出ていました。

今回も、本文中で言及したエピソードの原題と製作年をリストにしておきます。

「コニャック」 Meurtres à Cognac (2019)
「トロワ・ヴァレー」 Meurtres dans les Trois Vallées (2021)
「アキテーヌ」 Les Enfants du Secret (2018)
「プロヴァン」 La Malédiction de Provins (2019)
「サン・ギレーム」 Le Pont du Diable (2018)
「ベル・イル島」 Meurtres à Belle-Ile (2019)
「ジュラ山脈」 Meurtres dans le Jura (2019)

2021年12月21日 (火)

ブル シーズン5

第5シーズンが終了しました。こちらもリアルタイムのドラマなので、コロナ禍真っ只中でしたが、「オール・ライズ」のようなリモート裁判はなく、傍聴がないだけでした。
ただし、かつてのような模擬陪審員の作戦は取れず、苦労していましたね。

ベニーが地区検事選に立候補するという話も出ました。で、代わりにチャックが弁護士として前面に出たのはいいとして、途中選挙の話が全く出なくなった時には、どーなったの?と思いましたが、終わり頃にようやく出て、諸事情から立候補は取り止め・・。この騒動は何だったのでしょうね。

そうそう、良かったのは、12年前にブルが今の仕事を始めるきっかけになった事件(陪審選びが正しかったら無罪になってたっていう無念の裁判)の話と、マリッサと出会って彼女をTACに引き抜くいきさつが描かれるエピソード。
これでようやく彼らの原点を知ることができました。

ブルとベニーの姉イザベラは、シーズン当初から婚約していたけれど、こちらも「グレイズ・アナトミー」のマギーと同様、コロナ禍で仲間うちだけの簡素な式を挙げたところでシーズンエンド。海ドラもコロナ婚ばやりですね!


Bull」(2020~2021年アメリカ)

2021年12月19日 (日)

北氷洋

捕鯨船に乗る船医の話と聞いて、「白鯨との闘い」のようなストーリーかと思いましたが、ちょっと違いました。

恐らく時代的には同じ頃なのでしょうし、クジラ漁をするシーンは同様にハラハラしましたが、半分以上は船が座礁して氷に覆われた陸地に降り立ってからの話でした。船医サムナーが軍隊時代にインドに駐留していた時の回想や、荒くれ者ドラックスが人を殺したのか?というサスペンスっぽい要素もありました。

ドラックスは粗暴で自分勝手な男なのですが、コリン・ファレルが演じているせいか憎めなくて、本能に従って生きている感じも責める気になれませんでした。

でも、船乗りの中で一番好感を持ったのはオットーで、信仰に厚く、サムナーを何くれとなく気遣う優しい人でした。演じるローランド・ムーラーは、「パピヨン」でも注目したデンマーク出身の俳優です。

後半は一人になったサムナーがサバイバルをする様子を描き、こんなに密にならない撮影現場はコロナ禍には理想的だなんて、つい考えてしまいました。
どんどん展開していくストーリーに引き込まれ、イアン・マグワイアの原作も読んでみたくなりました。


The North Water」(2021年イギリス・カナダ)



2021年12月18日 (土)

グレイズ・アナトミー シーズン17

刑事ドラマや裁判ドラマでもコロナ禍の様子はありましたが、その影響を一番受けるのが医療ドラマでしょう。この「グレアナ」でも医療現場の悲惨さが、これでもかと描かれていました。

と同時に、撮影の工夫も随所に見られ、メレディスがコロナにかかって昏睡状態になったのは、主役女優を密な現場に置かないためかなぁと。

昏睡中のメレディスが夢?の中で海岸に一人佇み、すでに亡くなったデレクやオマーリー、マークとレクシーらと再会して語らいながら、あの世へ行くか踏みとどまるかの境界をさまよいます。
おかげでストーリーを深く発展させる必要もなく(?)、私たち視聴者は懐かしい面々に久々に会えて嬉しいし、良い策だったなと思いました。

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2021年12月 5日 (日)

9ー1ー1 シーズン4

こちらのドラマも、コロナの影響を受けた消防士や救命士・警察官を描いていましたが、まず初回で地震とダム決壊騒ぎがあり、コロナだけでも大変なのにやりすぎじゃ⁈と思ってしまったのは私だけでしょうか。

同じように驚いたのは、エディが撃たれたこと。バックもチムニーも経験済なので、順番からいって彼なのは分かる(?)のですが、すでにお母さんを亡くしているクリストファーをなぜ苦しめるのかと、クリス大ファンの私はフィクションながら憤ってしまいました。
それが製作者の狙いなのかもしれませんが、いい加減キャストに次々と災難が降りかかる展開は止めてほしいです。

バックたちがテキサスの山火事の支援に出かけるってシーンもありましたが、それって「Lone Star」とのコラボがいよいよ実現したってことなんですね! ただし、手伝いに行った先の話は、スピンオフのほうで見るまでお預けです。

最終話はマディが産後うつのために緊急オペレーターを辞めるところで終了。でもチムニーのパートナーなんだから、降板ではなくこれからも出るのよね?と思って調べたところ、次シーズンにもジェニファー・ラブ・ヒューイットの名前があり安心しました。


9-1-1」(2021年アメリカ)

2021年12月 4日 (土)

オール・ライズ

裁判ドラマはいくつも見てきましたが、いつも検察官か被告側弁護士ばかり、判事が主人公なのは初めてだったので、とても新鮮でした。

最初は、ローラが理想主義すぎることや、公平であるべき判事が被告(大抵無実だったり同情すべき事情があったりする)に入れ込みすぎるのが鼻につき、あまり楽しめませんでした。

ローラが熱血なのはいいとして、判事の権限を逸脱しすぎるのは否定できず、自分が正義だと信じるほうに肩入れするのは明らかだし、証明や弁護は双方に任せるべきなので、職権乱用と言えなくもありません。

実際それで異議申し立てがあったけれど、お咎めなしだったのでOKってことなのでしょうが、私はあまり納得できませんでした。

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2021年10月30日 (土)

NCIS シーズン18

第18シーズンを見終えましたが、まずはコメントしていなかった前シーズンから振り返ります。

ほとんどの人にとっては喜ばしい復活だったであろうジヴァの登場は、彼女のファンでもなかった私にとっては特に注目すべき展開でもありませんでした。
ただ、「チリ33人」で見た時のオバサンの雰囲気は微塵も感じさせず、すっかり昔のジヴァに戻っていたので、さすが女優さんだなーと感心しました。

近所の少年フィニアスとギブスの交流が微笑ましいと思っていたところ、予想外の結果になったのはショックでしたね。このフィニアスは今シーズンでも登場しました。

友人フィルが登録してくれた出会い系アプリに拒否反応を示すギブスは想定内でしたが、興味ないからってスマホを暖炉に投げ込むのは止めようよって思ったのは私だけでしょうか?

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2021年10月19日 (火)

スタートレック ディスカバリー シーズン2

前シーズンを見た時には、オリジナルの「スタートレック」や「ディープ・スペース・ナイン」に比べてはまれないと書きましたが、今回は結構楽しめました。

理由の一つは、エンタープライズのパイク船長やスポックなど、見知ったキャラクターが出てきたこと。
そして、やっぱり私は並行宇宙の話がイマイチだったみたいで、今シーズンはテランのジョージャウは出ているものの、並行宇宙に直接絡む話がなかったのが良かったのだと思います。

今シーズンは、マイケルとスポックや実母との関係も描かれているのが興味深かったし、スタメッツとヒューのゲイカップルの行く末も気になりました。男勝りのリノも気に入りました。

マイケルとタイラーの関係は、タイラーがヴォークと合体しちゃって(その辺りはついて行きにくかった)複雑化したのが残念ですが、マイケルには色恋より任務に生きてほしいというのが正直なところです。

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2021年10月 2日 (土)

ペンブルックシャー・マーダー

ウェールズで1989年に起こった迷宮入り事件の再捜査を描く実話ドラマ化で、主役がルーク・エヴァンス(「ホビット」「ワイ・スピ」)ということもあり、見てみました。

確かに今はDNAの解析技術が発達しているので、昔解決できなかった事件も解決しやすくなっているのは事実でしょうが、そもそも古い事件に着目して調べ直そうとする人がいなければ始まらないし、多くのアイテムから限られた予算でDNAの残っていそうな服や物を探し出すのも大変です。目撃証言などほかの要素は年月と共に正確さを欠くだろうし、そう簡単ではなかったと思います。

実際、ペンブルックシャーより以前の事件との類似性を発見し、連続殺人犯だと分かったことや、更に犯人が当時たまたま視聴者参加型のテレビ番組に出ていて、その頃の姿を見ることができたというのもラッキーだったと思います。

それを利用した心理戦で証拠の不足を補ったのもすごいテクニックだったし、そもそも新しい視点で事件を見直したからこその解決でしょうから、すべてを運で片づけるつもりはありませんが、様々な要素が本当にうまくはまったんだろうなと思います。

犯人が分かって見ているせいか、最後は何だかちょっとあっさりした結末だったけれど、全3話だし、駆け足になっても仕方ないのかもしれません。


The Penbrokeshir Murders」(2021年イギリス)

2021年9月25日 (土)

マダム・セクレタリー シーズン4

相変わらずはまってみています。リアルな世界情勢が見ていて興味深いのが、その最たる理由ですが、形骸化しつつあるNATOの話やタリバンとの協調、アウンサンスーチー氏を思わせるミャンマーのリーダー(でもあの国の現状を思うと辛い)などなどがありました。

コンラッドが党の指名選挙で敗れ、無党派で出馬することになった時に、票割れで下院投票に持ち込めればまだ可能性はあるってシナリオは、最近耳にしたばかりだったし、やたら米仏が対立するのも、少し前は考えられないと思っていたけど、今回のオーストラリアの潜水艦の件で、意外ともろいことを悟りました。

ダルトンに腫瘍が見つかり、一時的に職を離れたものの復活したのはいいとして、病気で判断がきかなくなり暴挙に出そうになったのは怖いと思ったし、それ以上に最終話の危機的状況は、ドラマと分かっていてもドキドキしてしまいました。

エリザベスの密着取材をするジャーナリスト役でティム・カンが出たのですが、「メンタリスト」や「私立探偵マグナム」、先日見た「シカゴ・ジャスティス」でもそうでしたが、いつも捜査官役ばかりだったので、記者の彼が新鮮で、しかも結構似合っていました。


Madam Secretary」(2017~2018年アメリカ)

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