プロミシング・ヤング・ウーマン
昨年のアカデミー賞でノミネートされていた時から、気になっていた作品です。
キャリー・マリガンは最も好きな女優の一人ですが、過去に複雑な思いを持ちながら、半分投げやりな人生を送り、唯一ささやかな復讐に喜びを見出しているキャラクターを見事に演じていました。
せっかく新しい出会いに前向きに生きようと決意したのに、ひょんなことから過去に引き戻されていくのは、運命のいたずらということなのでしょうか。
かなり想定を超える展開で、アカデミー賞で脚本賞を受賞したのも納得です。
何でこんなタイトルかと思ったけれど、将来を有望視された若い女性の行く末が、ってことなんでしょうね。
脚本を書き監督も務めたのは、自らも女優のエメラルド・フェネルという人ですが、どこからこんな話を思いついたのかと感心しました。
「Promising Young Woman」(2020年イギリス・アメリカ)
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