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2021年6月27日 (日)

カミーユ

実在のフランス人フォト・ジャーナリスト、カミーユ・ルパージュの伝記映画です。
彼女のことは知らなかったし、中央アフリカの内戦も記憶にありませんでした。

アフリカにはフランス語圏の国も多く身近なのでしょうが、とはいえ若い女性が単身渡って取材するなんて、勇気があるなと思います。
この国の惨状を世界に発信して知らせたいという使命に突き動かされたのかもしれませんが、危険地帯に乗り込んで行くなんて、いつもながらこういう人たちには感心します。

この映画でもう一つ考えさせられたのは、報道する側の姿勢について。世界の各地で紛争だの虐殺だの暴政だのがあって、世の中の関心はどんどん移っていき、それに応じて報道の対象も変えざるを得ないという現実を見ました。

カミーユは中央アフリカの仕事を認められて、ウクライナの取材をオファーされても、アフリカに戻ったけれど、本当に中央アフリカという国に魅せられたんですね。報道写真家という仕事が好きなだけなら、アフリカで会ったおじさんカメラマンのように、あちこち飛び回って取材するだろうし。
結果的に命を落とすことになったけれど、彼女はこの選択を後悔しなかったのではないかと思います。


Camille」(2019年フランス)

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