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2021年4月

2021年4月27日 (火)

第93回アカデミー賞授賞式

コロナ禍の中、無観客で行われた授賞式ですが、当日仕事を終えて帰宅後に録画で見ました。

会場が移動になったとは聞いていましたが、丸テーブルに座ってステージを見ているのは、ゴールデン・グローブの授賞式風でした。ただし、1卓に3-4人のみで飲食はなしですが。

全体的にはこじんまりしていて、あっさりした式でしたが、いつもは追い立てられるようにスピーチするところ、皆たっぷり話すことができているようでした。複数名が受賞する時には代表で1人しかスピーチしなかったりしたせいか、それでも時間は予定より短縮されたみたいです。

歌曲賞の紹介を授賞式内で行わず、事前番組でしていたのも異例でした。H.E.R.のパフォーマンスが圧巻だったと思ったら、彼女が受賞しましたね。先日のグラミー賞でも最優秀楽曲賞を受賞していたし、今最も旬のアーティストの一人だなと思いました。

昨年のアカデミー賞で「パラサイト」が受賞した時にも新しい風を感じましたが、今年は更にダイバーシティを体現するノミネート結果でした。世相も反映しているのでしょうが、投票するアカデミー会員の枠を大幅に広げたことも起因しているのでしょう。

昨年亡くなった(「エミー賞授賞式」でも言及)ことで主演男優賞の期待がかかったチャドウィック・ボーズマンは、残念ながら受賞できず。
感動のエンディングを当て込んで男優賞の発表をラストに持ってきたのでしょうが、計画通りにならなかったばかりか、受賞者のアンソニー・ホプキンスは出席さえしてなくて、スピーチなしのままという拍子抜けな終わり方でした。

個人的には、「ナイトクローラー」以来注目しているリズ・アーメッドの「サウンド・オブ・メタル」が気になっていて、アマゾン・プライム会員じゃないけど、見る機会があったらいいなと思っています。


2021年4月25日 (日)

ホース・ソルジャー

アメリカがとうとうアフガニスタンから軍を撤退させるというニュースを聞き、こちらの9.11後の対タリバン作戦の実話映画化を見ました。

クリス・ヘムズワース主演、ジェリー・ブラッカイマー製作というので、もっとエンタメ性を前面に押し出した作品かと思っていましたが、結構リアルな作りになっていたと思います。
劇中の特殊部隊が実在し、任務が成功して無事生還できたと分かっていても、やっぱりハラハラしながら見てしまいました。

アメリカ本土でのテロを目の当たりにし、使命感に突き動かされたのかもしれませんが、愛する家族を残して出兵する彼らを駆り立てるのは愛国心なのでしょうか。その勇気には敬服します。

邦題の(そして原作のタイトルでもあるらしい)ホース・ソルジャーとは、現地のドスタム将軍が戦闘に馬を使い、米軍兵士も馬に乗って一緒に戦ったからなんですね。
戦車やロケット砲なんか持っている敵を相手に地味な装備でも勝利したのは、まさに作戦勝ち、そして強い信念の賜物だと思います。


12 Strong」(2017年アメリカ)

2021年4月24日 (土)

ルイの9番目の人生

日本公開時の紹介文を読んで気になっており、今回機会があって見てみました。

やたら事故に遭うルイ少年の人生や運命がどうなるのか、興味をかき立てられました。
ペットのハムスターにラスプーチンって名付けるし、ヒトラーにも関心があるようだし、変わった少年ではあるものの、だからって度重なる怪我の理由は説明つかなくて。

物語がどこへ向かっていき、どういう結末を迎えるのか、最初は全く想像がつかず目が離せませんでした。
医者のパスカルと母親のナタリーの関係は容易に予測できましたが、昏睡に陥ったルイの病状との繋がりは不明でした。

後半なんとなく展開が読めてきましたが、それでもラストは完全に想定と異なりました。でも腑に落ちる結果かなと思います。

ナタリー役のサラ・ガドンは、この映画で初めて見たと思ったけれど、「ロイヤル・ナイト」のエリザベス王女だったんですね。
世界で最も美しい顔の4位に選ばれたそうで、最もハンサムな男に選ばれたパスカル役ジェイミー・ドーナンと、まさに美男美女カップルでした。


The 9th Life of Louis Drax」(2015年カナダ・イギリス)

2021年4月23日 (金)

This is Us シーズン4

これまでジャックとレベッカ、そして3人の子供たちを中心に描いてきた本ドラマですが、前シーズンのラストでちらっと見せたように、次の世代への移行を感じさせるシーズンでした。

ピアソン家はもちろん、トビーやベスのことも取り上げたので、先に進まないと、という判断なのかもしれません。ケイトとトビーの息子が大人になって音楽で成功する姿(レベッカとケイトの血筋ね)や、ケヴィンにも子供が生まれると分かったし。

ただしケヴィンの相手が誰かについては、散々気を持たせられました。

まず、叔父ニックとの断酒会で出会ったジェニファー・モリソン(「Dr. House」)がいて、次にカフェで出会うソフィア・ブッシュ(「シカゴP.D.」)がいたのに、どちらともくっつかず、果ては元妻ソフィーと再会したので元サヤか?と思ったのに、それもアウト。

結局子供の母親は一夜限りの相手だったけれど、今後彼女との仲は進展するのでしょうか?

ケヴィンの職業もあって映画ネタが多いのも、このドラマの楽しみの一つですが、今回ケヴィンはM・ナイト・シャマラン監督の映画に出演。「グッドウィル・ハンティング」のラストを想像するゲームもありました。

そうそう、ケヴィンが降板した「シッターマン」の後任は、モリス・チェスナット(「ローズウッド」「レジデント」)だそうです!

最終話はいつも意味深ですが、今回も次シーズンに向け期待の高まるエンディングでした。


This is Us」(2019~2020年アメリカ)

2021年4月14日 (水)

スターリンの葬送狂騒曲

ブラックユーモア満載と聞いていたけれど、冒頭からスターリンによる粛清の様子がおどろおどろしい雰囲気で描かれ、怖ーいの一言。
でも、ヒトラーの再来を描いた「帰ってきたヒトラー」がブラックすぎて笑えない部分も多かったのに対し、こちらはあくまで過去の出来事なので、純粋に楽しめました。

倒れたスターリンを前にして医者を呼ぶかどうか側近たちで話し合ったりするのは本当とは思えないけれど、スターリン亡き後のシビアな権力闘争は史実の通りなのでしょうね。

最終的にフルシチョフがトップに立つことは知っていたので、ベリヤとマレンコフの画策がどう失敗するのか注目しながら見ていました。

誰が出演しているか前知識なく見たので、オルガ・キュリレンコやパディ・コンシダインが出てきたと思ったら、その後も有名俳優がぞろぞろ出てきてオールスターキャストに驚きました。
個人的には、戦争の英雄でフルシチョフに協力するジューコフ役のジェイソン・アイザックスが良かったです。


The Death of Stalin」(2017年フランス・イギリス・ベルギー・カナダ)

2021年4月 7日 (水)

The Voice

番組の存在はずいぶん前から知っていましたが、ずっと見る機会を逸していて、今回シーズン18になってようやく見ました。

選考の手順やルールが分からず何もかもが新しく、今回から始まった方法やコロナ禍でたまたま実施されたやり方でも区別がつきませんでしたが、未知の世界を新鮮な気持ちで見ることができました。

アメ・アイ」と違って年齢制限がないため、40代の人でも参加できるのが強みですが、本職が他にある人が優勝しちゃって歌手になるのだろうかと考えてしまいました。片手間に曲を出して売れればいいってことなのかしら。

あと、4人のコーチの対抗戦みたいな要素もあるので、まずは同じコーチの下にいる参加者同士が対戦するため、才能があっても対戦カード次第では落とされちゃうのが難点かなと。

ただ、視聴者投票になるまでは、セーブしたりスティールしたり、コーチの裁量で残す人を決められるので、ある程度有望な人がセレクトされるという利点はあるかもしれません。

同じタイミングで見ていた「Songland」とのコラボ曲もあり、最終回でレディ・アンテベラムが歌ったのも「Songland」で選ばれた曲だったので、そこはより楽しめました。


The Voice」(2020年アメリカ)

2021年4月 6日 (火)

Songland シーズン2

前回記事に書いたようにシーズン1も楽しみましたが、今シーズンはパワーアップした感じで、更に楽しめました。

前シーズンを見て応募する人が増えたからなのか、より完成度の高い曲が多かった気がします。とはいえ、元の曲とはだいぶ違っちゃった最終版もいくつかありました。

ゲストのミュージシャンを知っていると、その人のイメージやこれまでの曲の雰囲気に合う編曲になっているのが分かり、途中の過程の重要性をより感じられる気がします。

歌詞の表現も自分の視点の方が感情移入しやすいとか、ソングライターを志す人ならためになりそうな意見が出るのも興味深いですよね。

以前は、自分が持ち込んだ曲と全然変わっちゃって嫌じゃないのかなと思ったりもしましたが、勝手に作り変えられるわけではなく、一緒にアイディアを練りながら徐々に改変していくので、納得できるのでしょう。

それに、本人としても、自分の楽曲に拘るあまり日の目を見ずに終わるより、売れる方がいいに決まっていますしね。

第8回のゲストだったビービー・レクサ用の曲が東京五輪のためだったので、延期になってもその曲が今年使われるのかが気になりました。


Songland」(2020年アメリカ)

2021年4月 4日 (日)

潜入者

以前見たトムさんの「バリー・シール」と同時期の麻薬潜入捜査の実話映画化で、実際バリー・シールもちらっと出ました。

潜入捜査官って自分を偽って組織に入り込み、バレないように常に神経をとがらせていなきゃいけないし、本当に大変だと思います。
麻薬撲滅という強い使命があるからかもしれないけれど、常に危険と隣り合わせの任務遂行に、ただただ尊敬するばかりです。

今回のロバートも、家族も同じ街に住んでいるのに、よく気づかれずにやりおおせたなと感心しました。
1980年代なので、録音の機械が時代を感じさせたし、盗聴マイクも素肌に付けたらやけどしちゃったりして、文字通り体を張って証拠固めをしていました。

それにしてもBCCIって銀行は、犯罪に絡むお金と分かっていながら取引していたなんて、もうけ第一主義にしても考えられません。

この頃のような対南米の大規模な麻薬戦争は終息したと信じたいけれど、それはロバートのような人たちのお陰と感謝しています。


The Infiltrator」(2015年イギリス)


2021年4月 2日 (金)

The Sinner:ジェイミー

先日見たばかりの第2シーズンのジュリアンに続き、第3シーズンも見ました。

残念ながら、前シーズンのように一気見を誘うほどの展開ではありませんでしたが、マット・ボマー出演なので、どうしても気分は高まりました。

シーズン2は、次々と新事実が明らかになるので先が気になりましたが、今回はどちらかというとジェイミーの精神状態に焦点があり、おどおどしてアンブローズに助けを求める気弱な高校教師が、罪を犯す理由を探っていく感じでした。

ラストはさすがにスリリングで目が離せず、殺人者として覚醒しちゃったようなジェイミーが、もはや気弱どころか自信さえ感じさせるほどで、これがニックの影響なのか、それとも彼の中に眠っていただけの素質なのか、分かりませんでした。素質が無ければ、影響も受けないのかもしれませんが。

トレードマークのヘアスタイルを短髪にしたマット・ボマーは、顔立ちの美しさが際立っていました。
高校教師と聞いて、私が生徒だったら絶対好きになっちゃうなんて考えていたら、案の定、卒業生と会うシーンで、皆が先生に夢中だったと言っているセリフがあり、やっぱりねーと思いました。


The Sinner」(2020年アメリカ)

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