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2021年2月23日 (火)

幸せへのまわり道

この映画が作られると聞くまでは、フレッド・ロジャースのことも彼の子供番組のことも知りませんでした。

主人公はインタビューをする側のロイドで、彼と父親との確執が中心であり、フレッドはロイドの抱える問題を明らかにする脇役だったのですが、それでもフレッドの人柄や物事の捉え方をうかがい知ることができました。

また、随所に彼の番組を模したと思われる場面が挿入され、冒頭の歌とロイドの紹介の時や、郵便配達員が持ってきたビデオを見せて説明するところなど、こうやって番組を進めていたと推測できました。

ロイドに寄り添うフレッドの姿は、彼が番組を通じて世の中の子供たちに寄り添う姿と同じであり、彼の人となりがよく分かりました。同じく人格者として知られるトム・ハンクスにピッタリな役だと思います。

怒りのコントロールの仕方や、親の離婚とか死への向き合い方とか、子供でも大人でも対処方法は共通するのだと感じました。
フレッドの手腕でロイドだけでなく私自身も人生を見つめ直させられている気がして、予想以上に考えさせられる映画でした。


A Beautiful Day in the Neighborhood」(2019年アメリカ)

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