宇宙戦争
スピルバーグ監督&トムさん主演の映画は見ましたが、H・G・ウェルズの原作を読んだことがなかったので、現代風に味付けされていない設定が新鮮でした。
特に、SFというと近未来が舞台だったり、少なくとも現代社会にUFOが出現したりするわけですが、交通手段は馬車が当たり前で、通信手段は電信しかなかった時代に、超ハイテクな宇宙船が現れるそのギャップがすごかったです。
トムさんの映画では、宇宙人との戦いに勝って終わり(原作もそうみたい)ですが、ここでは宇宙人との戦争から5年後の荒廃した地球の様子が描かれていて、しかも宇宙人の襲来に逃げまどっている時代と交互に見せていたので、最初は困惑しました。
確かに5年後の状況を見せることで、宇宙人との戦いがどう進んだのかや、離れ離れになった主人公のカップル(結婚してなくて後ろ指さされるところは原作にはないオリジナルですよね)が再び出会えたのか、興味をかき立てられました。
ラストで話がつながって納得はできたけれど、もう少し説明が必要というか、困惑しない程度に整理して見せてほしかったです。
「The War of the Worlds」(2019年イギリス)
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