フォッシー&ヴァードン
サム・ロックウェル主演ということで、エミー賞授賞式の時から気になっていたドラマです。
ボブ・フォッシーのことは知っていて、「キャバレー」「オール・ザット・ジャズ」はもちろん、「レニー・ブルース」や「スウィート・チャリティ」も見ていますが、グウェン・ヴァードンのことは今回初めて知りました。舞台中心に活動していたせいもあると思うけど、後年「コクーン」に出ていたと知り、思わず映画を見直して確認しちゃいました。
芸術家にはありがちですが、フォッシーもまた女好きで酒とドラッグにも手を出し、でも口がうまくて優しいことばかり言うから、女性には魅力的に映ってすぐなびいちゃうのかなと思います。
グウェンとの関係は、お互いに支え合っているようでもあり、でも足を引っ張っているようでもあり、同じ業界にいると便利な反面、比較され張り合う場面も出てきて微妙だなと感じました。
「オール・ザット・ジャズ」は世間的には評価が高いようですが、私にはイマイチで、見た当時はフォッシーのことも彼の自伝的映画だとも知らなかったし、そもそもミュージカル好きでなかったというのもありますが、今回彼の人生を知って、改めて見てみたくなりました。
一つ発見したのは、「Law&Order」や「ジェシカおばさんの事件簿」など犯罪捜査ドラマで馴染みのあるジェリー・オーバックが、昔はミュージカル俳優だったこと。フォッシーとヴァードンの舞台「シカゴ」にいたらしくて驚きました。
「Fosse/Verdon」(2019年アメリカ)
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