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2020年5月 4日 (月)

ハリウッド映画の一世紀 #3

前回のアメリカン・ニューシネマの流れから始まった1970年代は、今では巨匠と呼ばれるような、個性あふれる監督が出てきた時代でした。
スピルバーグとルーカスを始めとして、スコセッシ、コッポラ、アルトマン、マリック、ボグダノヴィッチ、そしてウディ・アレン。

また俳優も、ハンサムな正統派ヒーローでなくクセのある役者が登場し、ダスティン・ホフマンやジャック・ニコルソン、ジーン・ハックマンらが主役をはりました。

全6話の中で、私にとって一番インパクトのあったのが、この回でした。
というのも、ほとんどの作品を見ているにもかかわらず、世の中の評価と同じ判断を下していなかったからです。

以前、個人話をしていた時に、「映画オタクへの道まっしぐら」の記事でも書きましたが、大学の頃までに、当時名作と言われていた大抵の作品は網羅し、更には深夜に放送のマイナーな映画まで視聴していました。

ただ、私自身が20歳そこそこで人生や男女の機微みたいなものも知らず、映画製作当時の時代背景にまでは考えが及ばず、名作と聞いて期待しすぎていたことなどもあったかもしれないし、そんなこんなで作品の良さを理解しきれていなかったのかなと思います。

そういう理由から、この回は非常に印象的で、十分大人になった(?)今、もう一度挑戦したい映画がたくさんありました。

ハル・アシュビーの「シャンプー」(1974)やジョン・カサヴェテスの「オープニング・ナイト」(1977)、政治色の強い「パララックス・ビュー」(1974)に「カンバセーション・・・盗聴」(1974)などを改めて見たくなったし、恥を忍んで言うと「タクシー・ドライバー」(1976)や「マンハッタン」(1979)、「カッコーの巣の上で」(1975)なんかも好きじゃなくて、再評価の必要ありかなと感じています。

でも、もちろん、すでに評価している作品もたくさんありました。
スティング」(1972)と「ゴッドファーザー」(1972) は、私の生涯トップ5のうちの2本だし、既にお薦めシネマで紹介した「M★A★S★H」(1970) に「追憶」(1973) に「天国から来たチャンピオン」(1978)、その他にも「パピヨン」(1973)、「大統領の陰謀」(1976)、「クレイマー、クレイマー」(1979)、「地獄の黙示録」(1979) などなど・・・。

とにかくすごい時代だったのだと、今回振り返って再確認しました。


The Movies」(2019年アメリカ)

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