奇蹟がくれた数式
「ホテル・ムンバイ」を見た後で、見逃していたこちらのデヴ・パテル主演作も見たくなりセレクト。
学歴がないのに数学が強いっていうのは、マット・デイモンの出世作「グッドウィル・ハンティング」を思い出しますが、ラマヌジャンの場合は、1914年のインドですし、世に見出されたのはまさに偶然というほかはありませんよね。
今では皆が、インド人が数字に強いことを知っていますが、この頃は偏見と差別が根強く、インド人がイギリス人より優れていると認めたがらなかったのは、容易に察しがつきます。
独学であれだけの定理を考えつき、いくつかは証明もし、著名な数学者ハーディをうならせるほどの天才だったラマヌジャン。
イギリスの気候や食べ物が合わなくて健康を害したりしなければ、いったいどれだけのことを成し得たかと思うと、本当に残念です。
ラマヌジャンのケンブリッジ時代の同窓で、同じくインド人のマハラノビスに、「スタートレック ディスカバリー」のタイラーことシャザド・ラティフを発見!
また、ハーディと対立する教授でラマヌジャンのことも蔑む嫌な奴は、「ニュー・トリックス」のストリックランド役アンソニー・カルフです。
「The Man Who Knew Infinigy」(2015年イギリス)
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