RBG 最強の85才
昨秋見た映画「ビリーブ」の記事中でも書いた、ルース・ベイダー・ギンズバーグのドキュメンタリーを見ました。
「ビリーブ」では、男性を原告とした逆性差別の裁判までを描いていましたが、ここでは最高裁判事になってからの彼女の業績を詳しく知ることができました。
特に、ブッシュ政権で最高裁が保守寄りになり、RBGの反対意見が目立つようになってからの、彼女の存在の重要性を感じることができました。
献身的な夫マーティンのことは、先の映画でも見たけれど、妻の能力を高く評価し、彼女が最高裁判事になれるよう奔走し、この時代の男性にはあり得ない自己犠牲に改めて驚きました。
2人が愛と信頼で結ばれていたことがよく分かったし、マーティンはとてもひょうきんでお茶目で、生真面目な妻と好対照だったのも面白いと思いました。
ガンを患ったのに(だからこそ?)トレーニングを欠かさず、健康に留意するPBG。トランプ政権で風当たりは強いかもしれませんが、まだまだ元気で世の女性をリードしていってほしいと思います。
「RBG」(2018年アメリカ)
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