« 2020年1月 | トップページ | 2020年3月 »

2020年2月

2020年2月27日 (木)

刑事モース シーズン6

全4話のうちの前半2話を見ました。
何で1シーズンまとめて放送してくれないのかと思うけれど、2話だけでも語るネタは十分あります。

まず1話目。前シーズンのラストでファンシーが死んだのを受け、モースが制服警官になったばかりか、サーズデイやブライトまでも責任を取らされて軒並み降格や左遷に。
ストレンジだけは秘密結社のコネで被害を免れて、最初はずるいと思ったけれど、モースを刑事に戻すようこっそり計らったりして、やっぱりイイ奴! 「主任警部モース」でもいい上司だったから当然ではあるのですが。

モースは、ヒゲをはやしたせいもあるだろうけれど、めっきり老けて見えちゃって、苦労の跡を表しているのかしらなんて思ったりも。
ただ、制服姿はこれまで見たことがなかった(第1シーズンの最初からスーツだった)ので、ちょっとカッコよかったです!

第2話では刑事部に戻ったものの、サーズディともども、強盗課から来た若手の上司に顎で使われ、まだまだ多難のご様子。早く元通りになるといいですね。

このエピソードでは、アポロの月面着陸が舞台となっており、ニュース映像とか見ていたら、「ファースト・マン」を思い出しました。
ちなみにこのエピは、モース役のショーン・エヴァンスが監督も務めたようで、そう思って見ると尚更感慨深かったです。

このドラマは第8シーズンまで継続確定のようなので、今後も楽しんで見ていきたいと思います。


Endeavour」(2019年イギリス)

2020年2月24日 (月)

RBG 最強の85才

昨秋見た映画「ビリーブ」の記事中でも書いた、ルース・ベイダー・ギンズバーグのドキュメンタリーを見ました。

「ビリーブ」では、男性を原告とした逆性差別の裁判までを描いていましたが、ここでは最高裁判事になってからの彼女の業績を詳しく知ることができました。
特に、ブッシュ政権で最高裁が保守寄りになり、RBGの反対意見が目立つようになってからの、彼女の存在の重要性を感じることができました。

献身的な夫マーティンのことは、先の映画でも見たけれど、妻の能力を高く評価し、彼女が最高裁判事になれるよう奔走し、この時代の男性にはあり得ない自己犠牲に改めて驚きました。

2人が愛と信頼で結ばれていたことがよく分かったし、マーティンはとてもひょうきんでお茶目で、生真面目な妻と好対照だったのも面白いと思いました。

ガンを患ったのに(だからこそ?)トレーニングを欠かさず、健康に留意するPBG。トランプ政権で風当たりは強いかもしれませんが、まだまだ元気で世の女性をリードしていってほしいと思います。


RBG」(2018年アメリカ)

バルタザール

フランス発の犯罪捜査ドラマです。
検視官が刑事と一緒に捜査するという設定は珍しくありませんが、被害者の幻覚が見えて会話できるのと、殺された妻の犯人探しというサブストーリーが追加されています。

バルタザール(演じるのは「ラルゴ・ウィンチ」のトメル・シスレー)がプレイボーイで、やたら肉体美を披露(?)するのが鼻につきますが、女性ファン獲得を当て込んでのことでしょうか。私は刑事のデルガドのほうが好感持てたけど。

女刑事が夫との関係に悩んでいるのもよくある話ですが、今後バルタザールと親しくなるための伏線でしょうか。離婚も別居もしないうちに近づくのが疑問ではあるものの、フランスならありなのかな?

最終話は、妻殺しの真犯人の糸口を見つけたか?ってところで終了。シーズン2に続きシーズン3も決まっているようなので、こちらの事件の解決はまだまだ先かもしれません。


Balthazar」(2018年フランス)

2020年2月22日 (土)

マクガイバー シーズン3

今シーズンも楽しみながら見終えました。

第3シーズンの一番大きな出来事といえば、ジャックの退場でしょう。少し前から時々姿を見せない回があって、何でかなと思っていたら、デルタ時代の事件を追ってフェニックスを去りました。
どうやら、ジョージ・イーズが撮影より家族と過ごす方を望んだからだとか(Wiki情報)。

寂しくなるかと思いきや、代わりにやってきたお姉さんがクールでカッコよくて、私は大のお気に入りになりました。アジア系なのもグッド。
マックと惹かれ合うって設定が短絡的でちょっと嫌だけれど、魅力的な彼女なら仕方ないかなと思っています。

もう一人、今シーズン主要メンバーになったのは、前シーズンのラストでチラ出していたマクガイバー父(テイト・ドノヴァン)。
これまでも、親子の確執には何度か触れられていましたが、無事に関係を修復できたようで良かったですね。ただし、シーズンラストでちょっと微妙になりましたが。

可哀想だったのはマティ。潜入捜査中に消息を絶った夫イーサンが生きているとわかって喜んだのも束の間、すでに別の家族を作っていたことがわかりショック・・・。しかもイーサンはその後もマティに助けを求めてきて、その度に協力するマティっていい人すぎる! というか、まだ愛しているのねー(泣)

話はそれますが、先日たまたま洋楽ヒット曲番組を見ていたら、テイラー・スウィフトのYou Belong with MeのMVにルーカス・ティルを発見! 当時何回も見たMVですが、あの隣の家の男の子が彼だったとは・・・。嬉しい発見でした。


MacGyver」(2018~2019年アメリカ)


2020年2月16日 (日)

ザ・シューター

マーク・ウォルバーグ主演の同名映画のドラマ化です。映画のほうも悪くなかったし、ライアン・フィリップも嫌いじゃないので、見てみました。

映画が2時間で描いたストーリーを10時間かけるのってどうなのかと思いましたが、案外楽しめました。特に後半が面白かったです。
多分、前半は狙撃犯にされて逃げるだけだったスワガーが、後半では真犯人を見つけ追い詰め、汚名をそそぐ様子が爽快だったからだと思います。

スワガーと張り合うスナイパーのロンが、「エレメンタリー」のデズモンド・ハリントンで、どうしても連続殺人犯のマイケルと思ってしまいましたが、「エレメンタリー」の時よりカッコよく見えました。義足の片足もいかしてたし。

また、スワガーの娘が監禁されていたロシア大使館で、彼に協力するロシア大使としてコスタ・ローニンが出ていて、「ジ・アメリカンズ」のオレグから出世したわねーなんて思ったりしました。

狙撃事件は解決し、これで終わりかと思ったら、シリーズはシーズン3まで作られたようで、今後は背後にうごめく陰謀を暴こうとする話にでもなるのかな?と思っています。


Shooter」(2016~2017年アメリカ)

2020年2月10日 (月)

第92回アカデミー賞授賞式

今年も例年通り、帰宅後に日中の生放送の録画を見ました。

今年の話題はもちろん作品賞他各賞を受賞した韓国映画「パラサイト」でしょう。私はカンヌでグランプリを獲った時から知ってはいましたが、日頃どうしても語学のブラッシュアップを兼ねて英仏語の映画を中心に視聴しているので、もちろんこの映画も見てはいません。
でも、ここまで話題になると、見てみようかなという気になりました。

他ではもちろん、先日映画館で見て、脚色賞辺りが獲れればと希望したタイカ・ワイティティ監督の「ジョジョ・ラビット」が期待通りの受賞に。
レッドカーペットのジョジョとヨーギーの子役たちも可愛かった!

また、スピーチでは、助演女優賞のローラ・ダーンが両親ブルース・ダーンとダイアン・ラッドの名前を出していて、サラブレッドでもアカデミー賞を受賞するのは容易ではないのねと改めて感じたり、ホアキン・フェニックスが感極まっているのを見て、アウトサイダーでアカデミー賞なんてと思っていそうな彼が意外だなと考えたりしました。

映画と音楽の関係を取り上げたコーナーで「8 mile」のエミネムが出たのは嬉しかったけれど、映画音楽といって思い出す映画は他にもあるのになぜこれ?と疑問にも思いました。しかも、久々に見たエミネムは中年太りしててショック・・・。

主題歌賞を受賞したエルトン・ジョンの脇にいたバーニー・トーピンには、「ロケットマン」でジェイミー・ベルが演じてた本人を見て感慨深かったり。

グラミーも総なめだったビリー・アイリッシュが客席にいるのを見て不思議だったら、追悼のコーナーで歌っていましたね。個人的には、彼女の音楽は私には若者向き過ぎて、それほど好きではないんだけど、新007映画の音楽も担当するらしいし、次回は主題歌賞候補で出るかな?と思いました。

2020年2月 7日 (金)

ジョジョ・ラビット

近年、アカデミー賞に触発されたこの時期にしか映画館に行かなくなってしまいましたが、今回の作品賞ノミネートの中で一番見たかった映画を見に行きました。

私は、シリアスなテーマをシリアス一辺倒で描くより、笑いを織り込んでいる作品が好きで、その方がシリアスな面がより活きる気がするからですが、これも期待通り、ユーモラスでシニカルな映画でした。

ナチスに心酔する少年ジョジョが、空想の友達ヒトラーとコミカルに掛け合う様子が微笑ましくて、でもその裏にある風刺が効いていたし、ユダヤ人少女との交流でジョジョの心境が変化する流れも、とても良かったです。

大好きな俳優サム・ロックウェルが出演していると知らずに見に行ったのですが、とぼけているのに温かさもある役で、相変わらずいい味でした。
でも、ジョジョの友達ヨーギーが、面白くてかわいくて、一番良かったかなぁ。

私はとても楽しめましたが、作品賞を取れるかというと難しいかもしれませんね。脚色賞辺りを取ってくれたらいいなと思っています。


Jojo Rabbit」(2019年ドイツ・アメリカ)

2020年2月 2日 (日)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

タラちゃん好きだし、公開時から気になっていましたが、最近すっかり映画館から足が遠のいているので、デジタル配信が始まってからでいいと思っていて、このタイミングになりました。

主人公がハリウッド俳優なので当たり前ではあるのですが、劇中劇がたくさん出てきて、B級を含めた映画好きのタラちゃんらしい作品でした。

リックにマカロニウエスタンのオファーがきたり(西部劇のテレビドラマの後でマカロニに出てスターになりアメリカに戻るって、まんまクリントですか?)、ベトナムとヒッピー文化の時代を感じさせる雰囲気も良かったです。

また、ポランスキーだのスティーブ・マクイーンだのが出てきた他に、当時のスターの名前もポンポン飛び出して、映画ファンとしては嬉しい限りでした。

シャロン・テートの殺害事件のことはもちろん知っていて、隣家のリックも巻き込まれるか何かするんだろうと推測していましたが、まさかそんな展開とは!
フィクションならではのマジックで、これだから映画っていいよねーと改めて感じました。

というわけで私は楽しめましたが、アカデミー賞作品賞かというと、どうかなぁ・・・と思います。


Once Upon a Time ... in Hollywood」(2019年アメリカ)

ヘンリー8世と6人の妻たち

ドキュメンタリーのようにドラマを再構築した番組で楽しめました。

過去にも散々取り上げられてきた話で、私も古くはチャールズ・ロートンの「ヘンリー八世の私生活」(1933) やリチャード・バートンの「1000日のアン」(1969) 、近年も「ブーリン家の姉妹」(2008) などの映画を見ていますが、今回は進行役の人が歴史専門家らしく(正式な肩書はChief Curator, Historic Royal Palacesとなっていました)、恐らく文献などに基づいたかなり史実に近い再現になっているだろうと思われます。

上述のように、印象の強いアン・ブーリンを中心とするその前後の妻の3人は、ある程度知っていましたが、今回残り3人のことも知って、前3人ほどではないにしても、十分個性的な女性たちだったと分かりました。

特に、唯一ヘンリー8世が見初めたわけではない政略結婚のドイツ人王妃は、結婚生活半年にして潔く離婚に応じ、その後裕福に暮らして6人の王妃で一番長生きしたという、その賢さに脱帽しました。

アン・ブーリンとの結婚でカトリックからの離脱、そして6人目の王妃となった継母の影響を受けてプロテスタントの信仰に親しんだエリザベスと、敬虔なカトリックだった最初の王妃の娘メアリーのその後などを考え合わせても、ヘンリー8世の女好きが歴史を動かしたと改めて思いました。


Secrets of the Six Wives」(2016年イギリス)

« 2020年1月 | トップページ | 2020年3月 »