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2019年10月21日 (月)

華氏119

マイケル・ムーアは好きな映像作家とは言えませんが、ドキュメンタリーというジャンルを認識させてくれた監督で、「華氏911」はもちろん、最近では「世界侵略のススメ」なども見ています。

こちらは11月9日に大統領選出を確実にしたトランプの批判映画と思っていたのですが、半分くらいは全体的な政治批判でした。

例えば、フリント市の水質汚染問題。ムーア監督は、このミシガン州知事のやり方をトランプが真似たなんて皮肉を言っていたけれど、それはさておき、トランプが大統領になる以前から、色んな下地ができていたことは感じられました。

そして、ヒラリーやオバマもダメだと見せていて、結局それが民主党でも変わらないっていう政治不信を引き起こしていると示しているようでした。
要するに、既存の政治家の枠を超えた、真に市民目線の候補者じゃないとってことなのでしょうね。

でないと、今の世の中の流れからいって、トランプが落選あるいは任期を終えた後でも、同じ路線を歩もうとする人が出てくるだけなのでしょう。それをいかに阻むかがカギなのだと思いました。

NY大教授の言っていた「観測気球」という表現がピッタリだったのですが、突拍子もないことを言って反応を見ているトランプが、何度も繰り返し発言することで刷り込まれ、次第にあり得ることになってしまうのが怖いです。
とにかく、気が付いたら終身大統領になっていたなんて事態だけは避けなければ!


Fahrenheit 11/9」(2018年アメリカ)

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