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2019年7月20日 (土)

リトル・ドラマー・ガール

ジョン・ル・カレ原作のスパイ小説の映画化で、私は昔ダイアン・キートン主演の映画を見ましたが、基本設定以外のストーリーはほとんど忘れていたのと、マイケル・シャノンにアレキサンダー・スカルスガルドという豪華共演が気になって見てみました。

見始めたらあっという間で、パク・チャヌク監督の作品はずいぶん前に見た「JSA」以来ですが、彼の演出の手腕に感心させられました。

途中からは、チャーリィとギャディがどこまで演じているのか判別つかなくなってきて、その虚実ないまぜの感覚こそが敵を欺くためのスパイ術なのでしょうが、よほどの資質がないとやっていけないだろうなと思います。
チャーリィは女優だし記憶力もいいので出来たのでしょうが、普通の人なら絶対どこかでボロが出て命を落とす羽目になりそうな気がします。

ル・カレの小説は、「パナマの仕立屋」でも書いたように堅い文章が読みにくいのですが、ストーリーテリングとしては抜群なので、映像化した場合により楽しめるのかなと思います。

これはミュンヘン五輪後の、ユダヤ対アラブの構図が際立っていた頃の話ですが、今もまだイスラエルを巡っては、どこぞの大統領の言動などもあって落ち着かない情勢なので、現代でも十分通用するリアルさだと感じました。


The Little Drummer Girl」(2018年イギリス)

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