みんなで一緒に暮らしたら
11月は、例年通りフランス月間です。
まずは、ジェーン・フォンダやジェラルディン・チャップリンなど国際派女優も出演のこちらの作品から。
日本でも高齢化社会が進んでいるので、仲間内が一つ屋根の下で共同生活することも、選択肢の一つとしてアリなのかなと考えさせられました。
皆で1人の介護士など雇えば効率的ですしね。今回のディルクは介護士ではありませんが。
ディルク役のダニエル・ブリュールが、この映画を見ることにした理由の一つでもありますが、ディルクのような若者の存在がこの共同生活のスパイスになっているというか、特にジャンヌと育む友情がとても好ましく感じました。
仲良し5人組でも、家はグチャグチャで皆の仲もグチャグチャになる後半の展開には笑いましたが、元は親友同士だし、歳を取ると若かりし頃の失態には寛容になるので、心配はしませんでした。
ジェーン・フォンダは、当然本人がフランス語を話しているのでしょうね? 若干訛りはあるものの(フランス在住のアメリカ人という役だし)上手なフランス語でしたが、ロジェ・バディムと結婚し「バーバレラ」でフランスのミューズだったぐらいだものねと納得しました。
「Et Si On Vivait Tous Ensemble?」 (2011年フランス・ドイツ)
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