男と女
今月亡くなったフランシス・レイに敬意を表し、映画音楽の第1人者だった彼の代表作の一つを20年ぶりぐらいに見ました。
前回見た時はまだ大人の恋に対する理解が未熟だったとは思いますが、さすがに今は、自然に惹かれ合っていく様子などに共感できました。
ただ今回は、ラブストーリーそのものよりも映画の構成というか、男女それぞれの背景を少しずつ見せて、徐々に配偶者や仕事のことを知っていくという語り口のうまさに目が向きました。
ラストで2人の行く末が気になった人が多かったからなのでしょうが、20年後の2人を描いた続編も作られましたが、こちらもやはりリアルな設定でなかなか良かったです。
当たり前ですが、トランティニャンが若いですね! 「愛、アムール」といった最近の印象が記憶にあるから余計なのでしょう。
この後最新作「ハッピーエンド」も観る予定にしています。
「Un Homme et une Femme」(1966年フランス)
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