おとなの恋の測り方
今日はフランス産のラブコメです。
身長180cmのジャン・デュジャルダンが、136cmの小男を演じるなんて、最近の撮影技術が優れているとはいえ、どうやったのでしょうか。
相手の女性は視線を合わせるために、SF映画さながらのグリーンバックを使ったのかもしれませんが、最初から小柄な人を使うチョイスはなかったのかなーと・・・。
その点はともかく他の点では、フランスらしくリアルな設定の、大人の等身大(皮肉でなく)ラブコメって感じで気に入りました。
強引にディアーヌを誘うアレクサンドルも、これが普通の男だったら反感を買ったり引いちゃったりするけど、小柄な彼だとまるで、子供が背伸びして生意気言って大人の女性を口説いているみたいに思えて、許容できちゃうんですよね。
かくいう私もすごくチビで、高いところに手が届かないとか、椅子に深く腰を掛けると足が浮いちゃうとか(アレクサンドルは浅く座っても浮いてたけど)、悩みのいくつかは共感できました。
ディアーヌの元夫役セドリック・カーンは、名前を聞いたことがあると思ったら、「チャーリーとパパの飛行機」など監督・脚本家として活躍している人でした。
「Un Homme à la
Hauteur」(2016年フランス)
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