ホーキング、自らを語る
先月スティーブン・ホーキング博士が亡くなりました。それで、「博士と彼女のセオリー」を見た後でトライしようと言いながら先延ばしにしていた、彼の本を読むことにしました。
でも、宇宙についての本は絶対に理解できないと思ったので、まずは彼の自伝から始めました。
こちらでも研究についての話は出てきましたが、理解度は皆無。「宇宙ひも」についてのくだりは、「もしやこれは『ビッグバン・セオリー』にも出てきたひも理論では・・・」とちょっと興味を持ちましたが、説明を読んでも全くわかりませんでした。
関心を持って読むことができたのは、幼少時の話。医者の父親のことや、模型機関車が好きで、いろいろ工夫して動かそうとしたことなどです。
映画でも描かれていた最初の妻ジェインと2番目の妻エレインとの結婚については、彼の側からの話を聞くと、また違った印象を持ちました。
「ビッグバン・セオリー」に出るくらいのお茶目さんなので、当然といえば当然なのですが、彼の本も同じくユーモアに満ちていて、とても楽しめました。
後は、「時間小史」という原題の「ホーキング、宇宙を語る」に頑張って挑戦するか、まだ思案中です。
「My Brief History」(スティーブン・ホーキング著、あすなろ書房)
« UKコネクション | トップページ | パロアルト・ストーリー »
「本」カテゴリの記事
- ワン・デイ(2021.09.01)
- ロシア・ハウス(2021.07.22)
- インフェルノ(2021.06.08)
- わが心臓の痛み(2021.05.10)
- ホーキング、自らを語る(2018.04.04)
コメント