スリー・ビルボード
先月の「ゴールデン・グローブ賞授賞式」でも書いたように、サム・ロックウェル出演ということもあって気になっていた、こちらの映画を見に行きました。
娘を失った母親が、犯人がなかなか捕まらないのに業を煮やして、警察を挑発するような看板を立てる話と聞いていたので、もっとシリアス一辺倒かと思っていましたが、クスッと笑えるシーンも多々ありました。
特にサム・ロックウェルのディクソンが、警官にあるまじき言動を山ほどしますが、ちょっとおバカで短絡的な発想が面白くて。
行動は極端でも、育ってきた背景なんかを考えれば納得できるし、人間的なキャラクターを見事に演じた彼に、ぜひアカデミー賞の助演男優賞も獲ってほしいです。
ラストは思ったのと違うエンディングでしたが、私は結構こういう終わり方も好きです。
ただ、人によっては不満の残る形かもしれません。
「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri」(2017年イギリス・アメリカ)
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