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2017年6月19日 (月)

ルビー&カンタン

本当は俳優つながりで別の映画を見る予定でしたが、疲れて気分も良くなかったので、シリアスな映画を見る気になれず、コメディに鞍替えしました。

冒頭からカンタンが本当に笑えるキャラで、この映画にして正解でした。あそこまでKYで喋り続けられる能力に、妙に感心しましたが、ドパルデューの力量ですよね。

そしてそのカンタンの隣で、ずーっとムスッとして黙したままのルビーを演じるジャン・レノも、よく吹き出さずにいられるなーと思って、彼の役者魂を感じました。

ルビーはカンタンを嫌がって、ついてくる彼を振り切ろうとしていましたが、カンタンは頭は鈍くても腕力の面で頼りになりましたからね。

ルビーを追いかける敵たちに「怪力のデブ」なんて言われていましたが、最近のドパルデュー(「ハニートラップ」「愛と死の谷」)を見ているので、「この頃はまだ細い」なんて思っちゃいました。

監督は、「奇人たちの晩餐会」などフレンチコメディの旗手フランシス・ヴェベールです。


Tais Toi !」(2003年フランス)

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