フレンチアルプスで起きたこと
3月にフランス映画月間を実施したばかりですが、6月もいつものようにフレンチシネマを見ようと思います。
今日選んだのは、先日カンヌ映画祭閉会式でパルムドールを受賞したリューベン・オストルンド監督の、やはりカンヌに出品された作品。厳密にはフランス映画ではありませんが、フランスが舞台だし、フランス資本も入っているということで。
1番最初に思い出したのは、イタリアのコスタ・コンコルディア号の船長です。百歩譲って船長は他人だけれど(もちろん職責を全うしないのは大問題)、この映画のトマスは家族を見捨てて逃げてしまいましたからね。しかも、雪崩が起きた時には息子のハリーを小脇に抱えていたのに、それを離して逃げましたよ⁈
それにしても、夫婦の論争に巻き込まれて、とばっちりを受けたカップルは災難でしたね。あのカップルだけでなく、この映画を見た家族や恋人たちも各々議論したりしたのかな、と考えました。
いざって時には私も、どういう行動をするかわかりません。さすがに家族は置いていかないと思うけれど、真偽のほどを疑う家族もいないので心配なしです。
「Force Majeure」(2014年スウェーデン・デンマーク・フランス・ノルウェー)
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