チャーリー・モルデカイ
今日はこちらのジョニデ主演のコメディを。
怪しい美術商のチャーリー・モルデカイは、オックスフォードの同窓で今はMI5所属のマートランド警部補に頼まれ、盗まれたゴヤの絵の行方を追うことになります。しかし、チャーリーが絵の所在を知っていると勘違いしたロシア人などに次々狙われます。
コミカルなジョニデが、「ローン・レンジャー」のトントを思わせましたが、興行的にも大コケしたあちらの映画がイマイチだったのに比べ、今回はなかなか楽しめました。
期待せずに見たせいもあるかもしれませんが、ジョニデ自ら企画を持ち込んで実現した作品だと聞いたし、かなり力も入っていたんでしょうね。とても楽しそうに演じていました。
チャーリーの妻でやはり大学同窓のジョアンナが、チャーリーとマートランドの話を小耳に挟んで独自に調査をするのですが、昔から好きだったジョアンナにすり寄られたからって、マートランドが彼女に情報を漏らすのはどうなの⁈ でも私だったら、そもそもチャーリーよりマートランドを選びますけれどね。
でも、一番気に入ったのは、チャーリーの執事兼用心棒のジョック。チャーリーになぜか忠実なのが理解不能ですが、強くてクールで常に頼りになるカッコいいキャラでした。なので、女性にモテモテなのも納得ですが、ただちょっと女に手を出し過ぎでしょ!
主演のジョニデの他、ジョアンナにグウィネス・パルトロウ(とうとうクリス・マーティンと離婚成立したみたい)。マートランドにユアン・マクレガー(「8月の家族たち」「インポッシブル」)。ジョックにポール・ベタニー(「アイアンマン」でも執事役で声だけの出演)。
また、ゴヤの行方を追ってLAに飛んだチャーリーが会う富豪クランプにジェフ・ゴールドブラム(「グランド・ブダペスト・ホテル」)、その娘ジョージナのオリビア・マン(「ニュースルーム」)。
ラストで出てくるオークショナーは、ニコラス・ファレル(「グレース・オブ・モナコ」)でした。
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