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2015年1月13日 (火)

第72回ゴールデン・グローブ賞授賞式

今年もこちらの授賞式についてコメント。

もう何年も見ていますが、今回ほど選出者が外国人記者協会だということを実感したことはありませんでした。もちろん、毎回会長が挨拶に出てきますが、アカデミー賞の前哨戦という感じで見ていたので、あまり意識したことはありませんでした。

今回そう感じたのは一つに、会長の挨拶の中で「free speech anywhere, from North Korea to France」と言っていたこと。授賞式の冒頭から、例の「インタビュー」という映画にかかる北朝鮮問題や、先週のパリ新聞社襲撃の話題が出ていたのは当然でもありますが、記者団体にとっては映画関係者と同じかそれ以上に、「言論の自由」の大切さをアピールしたい気持ちがよくわかりました。

もう一つは、外国人が好きそうな(私も大好きな)小粒の作品が数多くノミネートされていたこと。前回の例で言うなら「ゼロ・グラビティ」や「アメリカン・ハッスル」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のようなアメリカ人が好みそうな大作がほとんどなかったのですが、それは去年そういう作品が少なかったというだけのことでしょうか?


今年のノミネートでは、アカデミー賞が好みそうなのは「Selma」か「イントゥ・ザ・ウッズ」、「バードマン」あたりで、作品賞に選ばれたコメディ/ミュージカル部門の「グランド・ブダペスト・ホテル」や、ドラマ部門の「6才のボクが、大人になるまで。」はノミネーションさえちょっとビックリでした。私自身はウェス・アンダーソンもリチャード・リンクレイターも好きですが、アカデミー賞を狙えるような大衆映画とは思えなくて、今回ばかりは前哨戦になりえない気が。

今年が3年目にして最後というティナ・フェイ&エイミー・ポーラーの司会で笑えたのは、2人が親友でいられるのは男の好みが被らないからというくだり。
コリン・ファレルvsコリン・ファースのコリン対決(コリン・ハンクスもいたけど知名度優先?)、エドワード・ノートンvsマーク・ラファロのハルク対決も良かったけど、大笑いしたのはアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥvsリチャード・リンクレイターの監督対決。2時間ノンストップで終わるイニャリトゥがいいというエイミーに対し、ティナは年1回5分で済むリンクレイターがいい、ですって。

嬉しかったのは、私の大好きなイケメン男マット・ボマー(「マジック・マイク」)が助演男優賞を受賞したこと。レッド・カーペットにいるのを見かけた時から相変わらずカッコよくてドキドキしました。彼がエイズに苦しむゲイの役に挑んだこのドラマ「The Normal Heart」は、去年のエミー賞授賞式(→こちら)のときから注目していたけれど、ますます日本上陸が待ち遠しいです。
いずれにしても「ホワイトカラー」が終了するマットにとって、新たな仕事への弾みがつく受賞になったと思います。彼は残念ながらゲイなのですが、噂のパートナーが会場にいて初めてその姿を見られたのも良かったです。

同じく私お気に入りの俳優エドワード・ノートン(「僕たちのアナ・バナナ」)は、残念ながら受賞は逃しましたが、話題の「バードマン」でノミネート。「グランド・ブダペスト・ホテル」と併せ、しばらく賞レースから遠ざかっていた彼が、これを機に更に活躍の場を広げ、再び表舞台に戻ってきてくれることを期待します!

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