ママと恋に落ちるまで ファイナル
海外出張から戻りました。恒例の機内映画情報の前に、ファイナルを迎えたこちらのコメディについてコメント。
前回記事を書いたのは、シーズン6が始まった時(→こちら)。とうとうファイナルのシーズン9まで来てしまったんですね。最初に記事を書いたシーズン3の時点(→こちら)で、「ママに出会うまで見続ける」と宣言していた通り、なんとか無事ファイナルまで見届けて、ホッとする反面寂しくもあります。
しかし、感慨にふけるその前に、まずはシーズン6~8を振り返りたいと思います。
シーズン6で印象に残っているのは、ゾーイとキャプテンの夫婦。人妻のゾーイは離婚後にテッドとつきあい、キャプテンは後にリリーを雇うという展開で、両者とも度々登場しますが、私はこのカップルが結構好きだったんですよね。演じるのは、「Dr.House」のジェニファー・モリソン(「ワンス・アポン・ア・タイム」は見ていない)とカイル・マクラクラン(「SATC」「デスパレートな妻たち」他)。
それ以外にシーズン6では、「ネブラスカ」でも言及したウィル・フォーテが、マーシャルのダメダメ部下ランディ役で出ていました。
シーズン7では、バーニーとロビンが近い将来に結婚することが明らかになり、その結婚式でテッドが「ママ」に出会ったことがわかります。だけど現在のテッドは、シーズン1で付き合っていたヴィクトリアと再会、ロビンとバーニーもそれぞれケビン(「Dr.House」のカル・ペン)、ノラと付き合ったり別れたり。マーシャルとリリーだけは安定しているんですが。
このシーズンのゲスト・スターで注目は、環境問題を扱う弁護士に転職したマーシャルの新しいボスとなるマーティン・ショート! SNL出身の彼は、かつては「サボテン・ブラザーズ」や「花嫁のパパ」などで印象的なコメディアンでしたが、すごく久しぶりに見た気がします。
シーズン8は、ロビンとバーニーがいよいよ婚約。そして「ママ」は2人の結婚式で演奏するバンドのベーシストだと明かされます、やっと…。
このシーズンで笑ったのは、バーニーのバチェラー・パーティで「ベスト・キッド」好きの彼のために呼ばれた特別ゲストがラルフ・マッチオ(「クリミナル・インテント」でも言及)とウィリアム・ザブカだったこと。しかもバーニーのヒーローはザブカの方。マッチオはともかく、私はザブカなんて全く記憶にありませんでしたが、彼はその後もファイナルまで幾度となく本人役で登場したので、もしかして「テッド」のサム・ジョーンズばりに再注目されて、ブレイクしたりするのでは?なんて思ってしまいました。
そして、いよいよ第9シーズン。1話目で早々と「ママ」の顔とその後が公表されてしまい、最後の最後に取っておくのかと思っていた私は、拍子抜けと同時に、今シーズンの行方に興味津々でした。
でも結果は、バーニーとロビンの結婚式へのカウントダウンを、ファイナルシーズンを通して分刻みに描いてただけな感じ。さらに、テッドが「ママ」ともう付き合っている将来の姿を時々織り交ぜるので、ママとテッドの出会いについてのワクワク感はもはやなし。
ただし、200回の記念の回は「ママ」の視点でテッドに出会うまでを描いたエピソードで、タイトルはその名も「how your mother met me(ママがパパに出会うまで)」。これはなかなか良かったです。
エンディングは、本国アメリカで賛否両論あったようですが、私は「これもアリかな?」と…。というより、ドラマの終了が寂しくて、エンディングの是非を判断する気分ではなかったというのが正直なところかもしれません。
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