ブリジット・ジョーンズの日記
最近「お薦めシネマ」からすっかり遠ざかっていましたが、やはりその月にテレビで放映される映画を紹介という設定に無理があったようで、今後は放送に関係なく、何らかの関連性があって自分自身が見たくなったタイミングで紹介していこうと思います。
今回は、先の個人話でも触れた、ヘレン・フィールディング原作のこちらの作品です。
出版社に勤めるブリジット・ジョーンズは、32歳独身、彼氏なし、そしてちょっと太め。母親に知人の息子でバツイチのマーク・ダーシーを勧められるも、ダサい服の彼にコケにされて望みなし。しかし、会社のイケメン上司ダニエル・クリーヴァーが、なぜかブリジットに目をつけ誘ってきます。
原作を先に読んでお気に入りだった本作。当時私もやはり30代前半独身だったし、ベースとなっているのが、やはり私の大好きなジェイン・オースティンの「高慢と偏見」(「ジェイン・オースティン 秘められた恋」でも言及)となれば当然です。
そんな思い入れのある話でしたが、原作者のヘレン・フィールディングが脚本に参加していることもあり、多少設定は異なっていても、原作の雰囲気は十分汲み取っていて、納得できる映画化でした。
それに、原作よりも「高慢と偏見」の要素が多く取り入れられているのも良かったと思います。マークとダニエルの関係とか、マークのブリジットについての発言とか。
もう何度となく見ているのに、冒頭でブリジットが「All by Myself」を熱唱するシーンからもうワクワク。
また、マークのブリジットを見つめる眼差しは、「高慢と偏見」でミスター・ダーシーがピアノを弾くエリザベスを見つめる時と一緒で(同じ役者がやっているのだから当たり前ですが)、ドキドキしました。
以前「英国王のスピーチ」で書いたように、私は大のコリン・ファース好き。その彼がモデルとなった原作の役を映画でも演じることになって、喜んだのは言うまでもありません(コリンは最初出演に難色を示していた)。やはり自身がモデルとなった役をやっているヒュー・グラントとあわせて、理想的なキャストでした。
主演のレネー・ゼルウィガーも、キャスティング当時イギリス人じゃないことに反発を受けていましたが、ブリジットらしくて愛らしい、ピッタリのイメージで、私はこの女優さんがあまり好きじゃないのですが、この作品の彼女は大好きです。
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ようさん、私もこの作品、映画も原作も大好き!なんですよ~。
私の趣味にしては珍しく・・・ホラ、私も乙女だから(照れ照れ)
ついでに『In Her Shoes』も好き!!
でも『高慢と偏見』は、映画も原作も未だ・・・で御座います。
登場人物が、アラ読んだとおりね~みたいな(笑)
でもでも役者さん方には、詳しくない・・・(涙)
「私、モテないわ~」と言う割には、モテているのは・・
『アグリー・ベティ』ですか?状態かもね(??笑)
ドタバタでハチャメチャだが、お下劣ではない。そこがポイント。
だから好きなのかな~でもアメリカお下劣コメディも好きだし・・・
これ、続編も良かったですよね。でも一作目の方が好きかな~❤
投稿: リィン | 2014年8月 1日 (金) 13時46分
コリン・ファース素敵ですよね★私も大好きです。
見た目いかついのに、実は優しい感じが◎
先日、コリン様が夢にでてきまして、口説かれたので(笑)
只今、コリン様熱上昇中です・・・って女子高生みたいですが;
ヒュー・グラントは最近とんと見かけないですね??懐かしいです。
投稿: うわさん | 2014年8月 1日 (金) 15時04分
リィンさん、今晩は。
乙女は皆、この作品が好きですよね。
確かに、ブリジットが妙にモテるのが出来すぎですが。
続編は原作とオチが異なるけれど、
私は映画の結末の方が気に入っています。
話は変わりますが...。
リィンさんお薦めの本を読みましたよ。
「ファビュラス・バーカー・ボーイズ」の。
私も引くほどオタクな内容ですが、なかなか楽しめました。
「トラウマ~」シリーズは、図書館でも7人予約待ち(!)で、
一旦諦めました。そのうち再トライします。
今は、ハリー・ポッターを「賢者の石」から読み始めています。
投稿: たちばな・よう | 2014年8月 2日 (土) 00時04分
うわさん、コリン・ファースの夢を見たんですか! しかも口説かれた⁈

くやし~い! うらやまし過ぎる~!
私も夢に見たいですが、こればかりは自分の意思ではいかんともしがたく、
コリン・ファース作品を集中視聴した時でさえ、夢に出てこなかったし。
どうやったら彼に口説かれるのか、教えて下さ~い!
投稿: たちばな・よう | 2014年8月 2日 (土) 00時09分