バチェロレッテ
高校時代の友人ベッキーから婚約を聞かされたレーガン。介添人代表として仕切るものの、内心は複雑です。結婚前夜のパーティで羽目を外したジェナとケイティと共にふざけてウェディングドレスを着ていたら破れてしまい、式までに急いで直そうとするのですが...。
あまり期待していなかったので、こんなもんかなという感じです。おデブなベッキーがイケてる自分よりも先に結婚するのが許せないという、「ヤング≒アダルト」の主人公のようなヤな女かと思っていたら、意外や優等生でちゃんと前夜パーティも勤め上げているんですよね。もちろん内心は不満だらけですが。
決して親友を祝福する気持ちがないわけじゃないんでしょうが、研修医のカレとは結婚までたどり着けず、フラストレーションが溜まっているんですね。でもきっと、そもそも「医者の彼」ってステータス狙いの気がするし、ガンの子供のボランティアだって自己満足や外へのアピールって感じだし、形から入って失敗してるのがミエミエ。
かといって、それをシリアスに掘り下げるわけじゃなく、ウェディングドレスにまつわるドタバタに終始しているのが残念な展開でした。所詮「結婚前夜にハメ外してとんでもないことに!」ってのは「ハングオーバー!」の受け売りに過ぎませんからね。
主人公レーガンには、「マリー・アントワネット」「モナリザ・スマイル」のキルスティン・ダンスト。ケイティ役には「お買い物中毒な私!」のアイラ・フィッシャー。太めのレベル・ウィルソンは、「ブライズメイズ」「恋愛だけじゃダメかしら?」などすっかり売れっ子ですよね。
新郎のベストマンは、相変わらずこんな役ばっかりだなっていうジェームズ・マースデン(「幸せになるための27のドレス」)。そうそう、ケイティの職場仲間で前夜パーティの男性ストリッパーもやっているマニーには、「New Normal」のブライアンことアンドリュー・ラネルズでした。
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