キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
不振だった「マイティ・ソー」にもかかわらず、再びマーベル作品を視聴。でも昨日よりずっと楽しめました。
第二次世界大戦中、ナチスの極秘科学部門ヒドラでは、シュミットが世界制覇を目論んでいました。アメリカのSSR(戦略科学予備軍)のアースキン博士は、何度入隊を拒否されても兵士になりたがっているスティーブ・ロジャースに出会い、肉体を改造して強い兵士にする実験に参加させます。
晴れて無敵のヒーロー、キャプテン・アメリカとなったスティーブでしたが、陸軍では戦闘に加わる代わりに、広告塔にされてしまいます。
どうしても昨日の「マイティ・ソー」と比べてしまいましたが、こちらの方がずっと面白かった理由の一つは、気弱な青年がキャプテン・アメリカになる点が、特殊な身体能力を備えていたとしても等身大のヒーローって感じで、同調しやすかったのだと思います。
冒頭で、小柄なスティーブが出てきた時に、彼とキャプテン・アメリカの関係がわからず興味をそそられていたら、まさか彼がキャプテン・アメリカになるとは。
時代が第2次大戦というところもいいですね。せっかく肉体改造したのに、戦時中のキャンペーンに利用されて、歌ったり芝居したりするのには笑えました。
昨日のソー&ジェーンより、今回のスティーブと彼をサポートするペギーとの恋愛の方がずっと信憑性があったのも、戦時下での協力により結びつきが強まったのが十分納得できたからでしょう。
ただ、キャプテン・アメリカが敵地に乗り込む時に、星条旗柄の盾を持っていくのを見て、目立って敵にバレバレじゃないのー?と思ってしまいました。まあ、彼の一部ってことなのかな、なんて考えていたら、本人曰く、「ハンディだから」ですって。
パワーアップした盾をハワード・スタークに作ってもらった時には、若干地味眼の図柄になってたので良かったな、と。
キャプテン・アメリカことスティーブには、「ファンタスティック・フォー」のクリス・エヴァンス。陸軍の上官フィリップス大佐にトミー・リー・ジョーンズ。アースキン博士にスタンリー・トゥッチ。敵役シュミットには「ロード・オブ・ザ・リング」のヒューゴ・ウィービング。その部下の科学者に「裏切りのサーカス」のトビー・ジョーンズ。そしてハワード・スタークには、「マンマ・ミーア!」「17歳の肖像」などのドミニク・クーパーです。
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