キャスト・アウェイ
今回の「見逃しシネマ」は、2000年のトム・ハンクス主演作品です。
フェデックスで働くチャックは、仕事柄あちこちを飛び回っています。南米への出張で自社の輸送機に乗り込んでいたチャックは、飛行機が太平洋上で墜落、無人島に一人流されます。
そして、4年間生き延びた末に、島から脱出を試みます。
チャックの仕事を架空のクーリエ会社にしなかった意味はあるのでしょうか? 単にスポンサー料取るため? いずれにしても、最初の方は、やたら出てくるフェデックスの名前とロゴがうざかったです。
離島でサバイバルする話と知っていたので、フェデックスとどうつながるのかと思っていたら、ちゃんと荷物に意味があったんですね。自分と共に流れ着いた荷物を律儀に集める姿は、職業病かと思いましたが、とうとう箱を開けだした時には、救出されることへのあきらめを感じて、ちょっと悲しかったです。
島での生活に慣れた後、海に飛び出していくのは、結構勇気がいることだと思います。私だったら、ある程度食料の確保されている島にいる方を選ぶような気もしますが、主人公は孤独に耐えきれなくなったのでしょうね。それに、4年もいる間に、誰かが島に来てくれるチャンスはほぼないとわかったので、だったら大海原で船に出会う可能性に賭けたということかもしれません。
全編ほとんどトム・ハンクスだけなので、「見逃しシネマ」の意外な俳優発見はありませんでした。
チャックの恋人ケリーにヘレン・ハント。そして、最後の方で出てくるクリス・ノース(「Law & Order」)は、短い出演ながら印象的でした。
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