恋愛だけじゃダメかしら?
気楽に見られる映画を求めて、こちらの作品を。
テレビのダンス番組で共演したジュールス(キャメロン・ディアス)とエヴァン(マシュー・モリソン)は、付き合い始めたばかりで予定外の妊娠。ウエンディ(エリザベス・バンクス)とゲイリー(ベン・ファルコーン)の夫婦は2年の妊活の末にようやく授かり、ロージー(アナ・ケンドリック)とマルコ(チェイス・クロフォード)は一夜の関係であっさり出来てしまいます。そしてホリー(ジェニファー・ロペス)とアレックス(ロドリゴ・サントロ)の夫婦は、エチオピアから養子を取ることにします。
以前見た、妊娠と出産の顛末を描いたフランス映画「理想の出産」をよりコミカルに、いろんなパターンを交えて見せた感じです。
みんなそれぞれに事情があり、そのどれかに感情移入できるようになっているのかもしれませんが、コメディタッチのせいか、大変そうに見せながらも結構あっさり終わって、実際に親になるのはもっと大変だろうに、と思ってしまいました。
ただ、女性だけでなく、パパになる父親の方の戸惑いや、育メン軍団の視点からの実情(?)を見せていたのは面白く、男性も苦労してるのね、と感じることができました。
中でも、養子を取るアレックスが、覚悟を決めるために先輩パパ(クリス・ロック)などから話を聞いて自信をなくしたりしている様子に、ちょっと母性本能をくすぐられたりして。演じるロドリゴ・サントロは、去年見たテレビムービー「私が愛したヘミングウェイ」でも印象的だったので注目です。
また、ようやく妻が妊娠したゲイリーに対抗する有名レーサーの父親(デニス・クエイド)が、やはり妊娠した若い後妻に叱責されるシーンが笑えました。
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