バウンティー・ハンター
映画生活にシフトバックしようとしていますが、平日は疲れているのでやはりラブコメ・モード…。本当はシリアスな映画が好きなんですけど。
元警官のマイロは、元妻ニコールと別れた後で酒浸りになり辞職、今は賞金稼ぎの身の上です。ニコールが自動車事故で裁判所に出頭するはずが、ジャーナリストの彼女は事件を追っていて現れず、逮捕状が出ます。そのことを知ったマイロは、賞金を得ると同時に彼女に対する恨みも晴らせると、意気揚々と彼女を捕まえ警察に連れて行こうとしますが、ニコールもあの手この手を使って逃げようとします。
いきなり冒頭から、ニコールが逃げマイロが追う展開が始まったのですが、状況の説明もないのになぜかコミカルで見てて楽しいのがすごいです。そして、その直後、24時間前に戻り、いきさつがわかるのですが。
しかも、事件を追うニコールと、彼女を追う事件の関係者、ニコールを追っていたのに次第に協力するマイロ、マイロを追う借金取りと、4つどもえの展開になってきて、そのコメディ加減が笑えてよかったです。
中でも、いい味だったのが、ニコールの母親。娘婿のお尻の写真を娘に頼むか? 演じるクリスティン・バランスキーは、「グッド・ワイフ」でバリバリの弁護士を演じていますが、「ビッグバン・セオリー」では、シェルドンと気が合うレナードのママを好演しており、意外とコメディのが向いてるかも?
また、マイロ役ジェラルド・バトラーは、粗野な感じが「男と女の不都合な真実」のマイクを彷彿とさせ、「なんだかキャラかぶってるなー、それとも彼がラブコメやると全部こんな感じなのか?」と思ってしまいました。
一方、ニコール役のジェニファー・アニストンですが、やっぱり私ってジェンが好きかも?! 先日の「アラフォー女子のベイビー・プラン」と同様、実質的な主役は男性に譲っているような気もしますが、彼女のラブコメはどれも、私の中では外れがない感じ。「ハニーvsダーリン」とかなかなか面白かったし、「ウソツキは結婚の始まり」も、評価は高くなかったみたいだけど、私は結構気に入ってます。
そして、本作でもジェンを追いかける同僚として登場のジェイソン・サダイキスと共演の「モンスター上司」。期待した内容とは違いましたが、あれはあれで、ジェンの新しい境地発見って感じで楽しめました。
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