アラフォー女子のベイビー・プラン
邦題からいってもジェン主演の映画かと思いましたが、ジェイソン・ベイトマンが実質的な主役でした…。
ニューヨークのテレビ局で働くキャリアウーマンのキャシーは、自分の年齢を考えて、精子バンクで妊娠する決意をします。彼女の友人で、実は秘かに想いを寄せるウォーリーは、動揺を隠せません。着々と準備をするキャシーの妊娠パーティに呼ばれたウォーリーは、酔ったはずみで提供者の精子をこぼしてしまい、勢いで自分の精子を入れてしまいます。
7年後、田舎で子育てをするため実家に帰っていたキャシーが、ニューヨークに戻ってきます。酔ったはずみでしたことをすっかり忘れていたウォーリーは、キャシーの子供セバスチャンが自分に似ているような気がしてきて…。
いくらキャシーが好きで、しかも酔っ払ってたとはいえ、人の精子を触るかなー? しかも、それを忘れている? 実家の子育て中に音信不通になりかかっていた彼女が、子供を連れて戻ってこなかったら、一生その事実は知らなかったことになるしね。
でもまあ、7年間のブランクがあったおかげで、キャシーも友達としか見てなかった相手を異性として意識することができたわけだから、ブランクも悪くなかったのでしょうが。
ただ、人工授精はだんだん当たり前の世の中になるんだろうなぁ、って妙に社会的な問題を考えさせられました。子供のほしい人に世界が広がるのは喜ばしいことだと思います。私自身は選択しないだろうけど。
ジェンの方がクレジットは先でしたが、ほぼ主演のジェイソン・ベイトマンは、「モンスター上司」でも彼女と共演してましたが(絡みはほとんどなかったけど)、コメディ俳優にしてはイケメンすぎな気がします。顔で勝負できないウィル・フェレル(失礼!)とか、どこにでもいそうな普通顔のアダム・サンドラー(またまた失礼!)とかならわかるのですが…。
確かに、この映画の中では、当初の精子提供者ローランド役のパトリック・ウィルソン(「恋とニュースのつくり方」)の方がカッコいいけどね…。
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