犯罪捜査官アナ・トラヴィス
今回放映された4シーズンを一気に見ました。
新米刑事のアナ・トラヴィスは、ジェームズ・ラングトンの下に配属されます。アナの父親も警官で、ラングトンの知り合いだったため、彼女を受け入れることを了承したのです。
最初は死体を見ても吐いてしまうほどだったアナでしたが、すぐれた着眼点で証拠を見つけ、犯人逮捕に一役買います。
そして、シーズン3では警部補に昇進、今回のシーズン4では、飛び級昇進の可能性も出てきました。
イギリスの犯罪捜査ドラマはいくつか見ていますが、「ウェイキング・ザ・デッド」は英版「コールドケース」だし、「Silent Witness」は検死官が主役だし、「MI-5 英国機密諜報部」はスパイものだし、純粋な刑事ドラマの「ホワイト・チャペル」が、お気に入りのルパート・ペンリー・ジョーンズ(「Silk」)主演にもかかわらず挫折したので、不安も感じながら見始めました。
また、アメリカのドラマですが「ルーキー・ブルー」や「コバート・アフェア」のような新人の話がダメで、こちらも新人が主人公ということで微妙ではありました。ただ、こちらは、新米でも最初から才能を持って余裕で仕事をこなす「エイリアス」的な主人公だったので、あっという間に見終えることができました。
ラングトンとアナは、上司と部下の関係でありながら魅かれあうものがあり、その近づいていく加減が気になり、一気に見られたというのもあります。
でも、意外につかず離れずでなかなか進展せず、シーズン3ではじれったすぎてイライラしてもきました。これがイギリス流なのでしょうか? アメリカのドラマなら、ここまできたらくっつくでしょう! シーズン4のエンディングでは、2人の関係に影を落とすような、思わせぶりな事実が発覚し、今後の展開も注目です。
私自身が、年上の先輩に魅かれる傾向があるので、ラングトンみたいなボスに見初められたい!って思ってしまいました。残念ながら、わたしのオフィスには、彼のような魅力的なボスはいませんが…。
アナを演じるケリー・ライリーは、「スパニッシュ・アパートメント」で見てから注目していますが、このドラマでも非常に魅力的な主人公を演じていました。
そして、ラングトンを演じるキアラン・ハインズですが、私が「ジェイン・オースティン 秘められた恋」の記事中で、「待ち焦がれて」のウェントワース大佐がイマイチだったと言っていた俳優です。大佐役には不十分でしたが、このドラマのたたき上げの警視正役はハマり役でした。
それから、シーズン3で犯人の弟役に、ジュリアン・サンズが出ていたのも発見でした!
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