ラブ・アゲイン
この際だからと(?)、「スーパー・チューズデー」「ドライヴ」に続き、最後にもう一本、ライアン・ゴズリングの映画を機内で見てしまいました。これは、前に映画館で予告編を見た時に、ナンパなゴズリングがどうかと思ってやめていたもの。結果は…。
仕事も家庭も問題なく過ごしていたはずのキャルは、突然妻から離婚を切り出され、しかも、職場の同僚との浮気まで告白されてしまいます。落ち込む彼がバーで一人愚痴っていると、イケメンのナンパ師ジェイコブが近づき、奥さんを見返すために色男になる手伝いをすると言いだします。
ジェイコブの手引きで男っぷりをあげていくキャル。しかし、心は妻に残したまま。どうやってこの気持ちを振り切れるのか…?
ゴズリングのナンパぶりは、最初こそ抵抗があったものの、スティーブ・カレルのサポートのお陰か(?)なかなか板についていて、楽しんで見ることができました。でも、何が直接のきっかけかっていうと、やっぱりあのセミヌードでしょう! 6つに割れた腹筋にもうクラクラ。大好きだった「孤独で陰のある」ゴズリングよ、さようなら~、って感じでした。
でも、このジェイコブも、派手な見かけの割には、家で寂しく一人食事をしているシーンや、深夜の通販番組でつい買い物しちゃう話など、けっこう孤独感のある男なのですよ。キャルを指導し、毎晩違う女をお持ち帰りしていたにもかかわらず、ある時出会った女性に夢中になり、キャルに逆に相談するなど、カワイイところもあるし。
そして、後半のドタバタも笑えて、コメディとしても楽しめました。お約束っぽいところや展開の読めるところもありましたが、そこは良しとしましょう。
キャルが指南されて最初にバーで引っ掛ける女性に、マリサ・トメイ(「スーパー・チューズデー」で書いたばかり)。キャルの奥さん(ジュリアン・ムーア)が浮気する職場の同僚はケビン・ベーコン! 私の好きなシリアス俳優2人がこんなコメディに!と、嬉しい驚きでした。
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