24 ファイナル
昨日の「コールドケース」に続き、「24」もファイナルを迎えました。
前回のコメントでも書いたように(詳しくはこちら)、途中で見るのをやめた後、再開して最期まで見たわけです。無事エンディングまで行きつけたのは、ハラハラ感が減ったからに外なりません。ドラマ開始当初にワクワクしたファンは物足りなかったかもしれませんが、私にはこれくらいで十分でした。
ここからはネタばれになってしまいますが、意外だったのはルネ・ウォーカーが途中で死んでしまったことぐらい。最後まで生き残ってジャックとハッピーエンドになるかと思っていたので。
でもそれ以外は、例えば今までだったら、ハッサン大統領の殺害に実は後継者となった妻のダリア・ハッサンが関わっていたとか、忠実な部下&友のクロエが最後の最後で裏切るとか、そういうとんでもない展開もありうるかと思っていたのですが、ダリアは夫の死に憤りを感じる貞淑な妻のままだったし、クロエは最後までジャックを助けました。
ジャックはというと、CTUという組織を離れ、大統領に忠誠を誓う必要もなくなって、歯止めがきかなくなって復讐に燃えるだけの男と見えるシーンも多々ありましたが、CTUの頃から、とんでもない行動や容赦ない残虐さはあったので(前回コメントしたライアン・シャペルの射殺なんかはいい例)、特に暴走がひどくなったというわけでもなさそう。
CTUの現場捜査官のオーティスは、チェイスやカーティスに比べ、今までで一番、ジャックが信頼しそうなタイプで、続編かスピンオフでも出来たら、第2のジャックなりそうだとさえ思いました。
シーズン8で何が良かったかって、ローガン元大統領の再登場! この古だぬきは、シーズン4-5でも出ましたが、狡猾な外見が、ほんと悪役にピッタリ。
演じるグレゴリー・イッツェンは、「メンタリスト」でジェーンたちの上司役で出てた時も、いつかどこかで一杯食わされるのではと疑いながら見ていました。実際は、そんなことはなく、むしろ部下を思いながら辞めていったのですが。
ジャックを演じるキーファー・サザーランドは、直近では、「カイエ・デュ・シネマ」のベスト10にも選ばれた「メランコリア」に出ています。
鬼才ラース・フォン・トリアーの独特な映画には、キーファーはイメージが違うと思いましたが、その意外性がかえっていいのかも、と楽しみでもあります。
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