ドッジボール
よくあるストーリーです。廃止に追い込まれる危機にあって、それを阻止するため、一念発起、優勝を狙う、って、前に見た「俺たちダンクシューター」そっくり。でも、こちらは、舞台がドッジボールということで、ちょっと珍しいかもしれません。
それに、彼らにとってドッジボールは新しい競技。普段は弱小スポーツジムで、効果があるんだかよくわからないトレーニングをしてるだけ。どちらかというと現実逃避の場所になっているだけのようです。
アメリカでは、ドッジボールってどのくらいスポーツとして認識されているんでしょう? 映画を見る限り超マイナーな気がします。でも、私たち日本人、少なくとも私のいた小学校では、日頃やっている球技でした。ただ、円の中でボールを当てるだけで、あんなルールがあるなんて知りませんでしたけれどね。
悪役のベン・スティラーがいいです。主人公たちのジムを潰そうと画策する大手スポーツジムの経営者ですが、小柄なのに筋肉質の体を売りにしていて笑えます。
ベン・スティラーを最初に認識したのは、「メリーに首ったけ」。でもその後、監督もした「リアリティ・バイツ」を見て、コメディ俳優に留まらない彼の才能に感嘆しました。やはり好きなエドワード・ノートンと共演した「僕たちのアナ・バナナ」とかもよかったし、お馬鹿コメディにだけでなく、シリアスもいけます。でも、ほとんどコメディですけれどね。
主役を演じるヴィンス・ボーンは、「サイコ」のリメイクで見たのが最初じゃないかと思います。注目を集めた初期の「スウィンガーズ」や、ジェニファー・ロペスと共演の「ザ・セル」なども見ましたが、近年は、ジェニファー・アニストンと共演し付き合ったらしい「ハニーvs ダーリン」とか、コメディ路線に変えたのでしょうか?
でも正直言って、彼の顔はあまり好きじゃありません。余談ですが、「ハニー…」では、「Law & Order クリミナル・インテント」のヴィンセント・ドノフリオがお兄さん役で、デカ顔兄弟でピッタリ、と思ってしまいました。
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