2020年7月 4日 (土)

ブルーブラッド (再)

最近視聴するドラマがめっきり減ってしまい、昔見ていたドラマの再放送を見始めています。
このドラマもシーズン2まで見て、その後放送されなくなって中途半端なままなのですが、今度こそ最新シーズン(アメリカでは現在シーズン11まで継続中)まで放映してほしいと願いつつ、第1シーズンを再視聴しました。

前回視聴時に記事を書いたのは2011年11月で、第8話まで見終えたところ(→こちら)。その後、ダニーの相棒はクラトーラで固定、頼れるパートナーとして青の騎士団の件でも協力を仰ぎました。
その青の騎士団は、最終話でようやくジェイミーが父と兄に打ち明け、家族と信頼できる仲間だけで真相を究明します。

このシーズン1視聴時には、マーク・ウォールバーグの兄としか知らなかったドニーですが、その後「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」というボーイズ・グループにいたと知り、当時のMVを見たりしました。
その頃は端っこでコーラス&ダンスしていることがほとんどだった彼ですが、数年前に「アメ・アイ」のゲストで出た時は真ん中のほうにいて、やはり知名度がものを言うのかなと感じました。

また、ジェイミー役のウィル・エステスは、ボン・ジョヴィの「It's My Life」のMVで走ってた男の子だと、後から見つけて嬉しくなり、年月を経ていくつも発見があったなと思います。

今、もう1本、やはり10年前に見ていた「ナンバーズ」を再視聴し始め、こちらは一度ファイナルまで見終えているのですが、同様の新しい発見を期待しています。


Blue Blood」(2010~2011年アメリカ)

2020年5月28日 (木)

イエスタデイ

設定が面白いなと思って、アメリカ公開時から(イギリス映画ですが)気になっていた映画でした。
わずかな大停電の直後から、あのビートルズを誰も知らない世界になってしまい、売れないミュージシャンだったジャックが、自分の曲と偽って一躍スターになってしまう話。

「そもそもなぜビートルズだけ? ザ・ローリング・ストーンズは? レッド・ツェッペリンは?」と思っていたところ、ジャックも同じように考えたようで、ザ・ローリング・ストーンズをネット検索したら、ありました! でも、次に存在を調べたのがチャイルディッシュ・ガンビーノ⁈ なぜに?

ちなみに他にも、オアシスが存在してなかったり、音楽ばかりかコカ・コーラが無くてペプシだけだったり、後から続々と「実はなかった」アイテムが出てきて笑えました。

リアルなのは、有名曲でも細かい歌詞を覚えてなくて必死で思い出そうとしてたとこ。それと、シチュエーションに合わせて曲をリリースできるのは、ビートルズより役得ですよね。太陽一杯のカリフォルニアで「Here Comes the Sun」を歌ったり、モスクワの公演で「Back in the U.S.S.R.」を突然演奏したり。果ては、エド・シーラン(本人役)との即興対決で、「The Long and Winding Road」を選んだりしていました。

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2020年5月24日 (日)

アメリカン・クライム・ストーリー シーズン2

前回O・J・シンプソン事件を取り上げていた「アメリカン・クライム・ストーリー」の第2弾で、今回はヴェルサーチ暗殺事件です。

第1話で暗殺シーンを見せたので、そこから逮捕までを追う構成かと思ったのですが、実際には犯人クナナンとヴェルサーチの過去のシーンが順不同で描かれ、ついていきにくかったです。

クナナンがヴェルサーチの前に殺した人たちについては、徐々に遡って見せていたので、後の回から逆に見ていけば一連の殺人の経緯は把握できるかもしれません。
現在から過去へ遡るのは、殺人を知ってからその被害者たちを見ることができるので、それはそれで興味深い視点なのですが、どうせなら他もすべて順に遡ってもらえば分かりやすかったのに。

これは「事実を基にしたフィクション」とうたっているので、クナナン本人については想像の域を出ないのでしょうが、殺人は許容できないものの、可哀想な人だと同情はしました。
デヴィッドのことは本当に好きだったみたいだけど、豪華な暮らしや高級品のプレゼントでしか愛情を示すことができないのが悲しいし。

ヴェルサーチ役には、最近私が注目しているエドガー・ラミレス。その恋人にリッキー・マーティン。妹のドナテラにはペネロペ・クルス。そして第8話の監督はマット・ボマーでした!


The Assassination of Gianni Versace : American Crime Story」(2018年アメリカ)

2020年5月17日 (日)

マダム・セクレタリー シーズン2

第2シーズンも楽しめましたが、仲良し夫婦のマッコード夫妻に若干の波風が・・・。

基本的にはヘンリーが諜報活動を始めたことによる政策の行き違い。ヘンリーは過酷な現場目線で物を言うけど、エリザベスは大局から判断せざるを得ないし、大統領の意向にも沿う必要があるので、ちょっとしたもめごとになっていました。
とはいえ、元々ラブラブなふたりなので、本人たちは「離婚なんてないわよね」なんて冗談めかしてましたが、問題ありません。

シーズン1ではリアルな政治局面を興味深く見ましたが、今シーズンは、ロシア要人の暗殺に、パキスタンとインドの核戦争危機と、少々作った感じが目立ちました。

その他にも、エアフォース・ワンが行方不明になった後、回りまわってエリザベスが臨時大統領になる第1話に始まり、彼女の活躍が鼻につきだした大統領と側近がライバルを雇って締め出しにかかるし(野心家の男たちのパワーゲームって、ほんと面倒!)、ヘンリーたち家族も巻き込まれる米国内のテロとその首謀者の追跡など、盛りだくさんでした。

まあ、幾多の紆余曲折を経て、ラッセルがエリザベスと仲良くなったのは喜ばしい限りですけれどね。

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2020年5月16日 (土)

ヒューマンズ

シーズン1から順次放送されていたこちらのドラマを、ファイナルとなるシーズン3まで見終えました。

最初の2シーズンはサクサク見ていたのに、最終シーズンになってトーンダウンしちゃったのは、やはり事態が大きくなりすぎたからでしょうか。
シーズン1ではシンス(アンドロイド)とホーキンス一家との関係を主軸に、シーズン2では意識を持ったシンスを開発する企業との対立が焦点で、あくまでごく一部の間で起こる出来事でしたが、シーズン3は人間対シンスの戦いになってしまいました。

シンスを現代社会の人種(あるいは国籍・宗教など)による差別と迫害に見立て、その是非を問いかけているのかもしれませんが、ここまで来るともう収拾つかないというか、認める人認めない人それぞれいるにしても、恐怖と脅威を感じた人類がもはやシンスを完全に受け入れることなど考えられず、どういうエンディングにするのだろうと思っていました。

見ていない人のために結末を言うつもりはありませんが、シリーズが継続するか確定していないうちだったらしく、含みを持たせて次なる段階を予感させる終わり方になっていました。
個人的にはニスカが好きだったので、次の段階に選ばれたのが彼女で嬉しかったし、第2シーズンで目立ってたのにその後が不明だったVとオディの消息がわかったのも良かったです。

シンスの中心的存在だったミア(別名アニータ)役のジェンマ・チェンは、これで注目されたのか、「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」や「キャプテン・マーベル」にまで抜擢されて、今や引っ張りだこですね。

私にも家事を担当してくれるシンスがいたらいいなと思うけれど(車の運転もしないので、あちこち送ってくれるのもありがたい)、逆にどんどんずぼらになってしまいそうで怖いです。


Humans」(2015~2018年イギリス・アメリカ)

2020年5月14日 (木)

シングル・ペアレンツ

少し前に視聴していたケーブル局でも放送していて、途中の数話だけ見た時にはイマイチで止めてしまったのですが、今回動画配信サービスで無料だったため再トライしたところ、案外面白くてシーズンエンドまで見終えました。

何で前回ダメだったのか不明ですが、登場人物の特徴や相関関係がよくわからないうちに見たエピソードがついていきにくくて、はまれなかったのかも。

私は片親の経験がないので、シングルペアレンツならではの切実な会話はそこまで楽しめませんが、個性的な子供たちや彼らを育てる親の対応は見ていて面白いです。
特に双子のエマとエイミーがクール&シュールで、親のダニエルが勝手し放題で鍛え上げているのに、見事にマッチしているのが笑えます。

大人のくせに頼りないウィルをさり気なくフォローする娘のソフィーも、おませで可愛いです。
このウィルが、前回見た時には主役っぽくなくて魅力を感じませんでしたが、オタクなキャラに少しずつはまってきました。

最終話では、アンジーの元カレでグレアムの父親が登場したのですが、それがアダム・ブロディだったのでビックリ。アンジーは昔ヘビメタの追っかけだったらしく、その時追っかけてたミュージシャンなのですが、今やファーストフード店勤務でロッカーの面影もなく・・・。
でも、来シーズンもゲストでまた出てくれないかな?と期待しています。


Single Parents」(2018~2019年アメリカ)

2020年5月12日 (火)

なんだかおかしな物語

外出自粛ムードの中、平日夜や週末には家に閉じこもって映画を見るようになり(自粛じゃなくても見るのですが)、なぜかコメディを見る機会が増えました。多分、在宅が長期化して陰鬱な気分になりがちなので、バカバカしいコメディを求めているのだと思います。
記事にはしていませんが、このところずっとそんな映画を見ていて、こちらの映画もそんなおバカ映画だと思っていたら(ザック・ガリフィアナキスが出ているし)、予想と違いました。

主人公は自殺願望を拭いきれずに自ら精神科に入院を決めたクレイグ少年。もちろん病棟には変わった人たちがいますが、ガリフィアナキス扮するボビーは、彼等の中ではいたってマトモ。クレイグのよき兄貴分となり、生きる気力を失いかけてたクレイグが立ち直るのに一役買います。

出来すぎの展開ではあるのですが、青春ってこうだよなーと思えて、本人にとっては深刻なのでしょうが傍目には可愛らしくも見えるし、だから私は青春映画が好きなんだろうと思います。「Love,サイモン」や「スウィート17モンスター」なんかもそうだし。

むしろボビーの方が悩みは根深くて、人生も複雑で即解決とはいかないけれど、そんな彼を見ていたら、私ももっと前向きに生きなきゃなんて思ったりもしました。

精神科の医者役でヴィオラ・ディヴィスが出ていて、最初おバカコメディと勘違いしていたので、彼女の出演が不思議でしたが、思ったよりシリアスな話だったし、クレイグを優しく見守るいい先生だったので納得でした。


It's Kind of Funny Story」(2010年アメリカ)

2020年5月 8日 (金)

ハリウッド映画の一世紀 #6

6つの時代に分けて振り返ってきたハリウッド映画の歴史も、これで最終回です。

このブログでも何回か触れましたが、2000年代は私の映画暗黒時代。大量視聴していた1990年代と対照的に、海外ドラマにハマってしまってそちらの視聴に追われたことが挙げられます。仕事が忙しくなって、2時間のシリアスな映画よりも、1時間で気楽に見られるドラマのほうを好んだというのもあります。

最近映画にシフトバックしてきて、暗黒時代の映画も後追いで見て、だいぶ取り戻しました。
ただ今回気づいたのは、番組内で紹介された作品は、アニメやコメディを除き、大体においてタイムリーに見ていることと、その割に生涯トップ200に入るような作品はほとんどなかったことです。

年を取って若いころほど簡単に感動しなくなったというのもあるかもしれませんが、トップ200に2000年代の映画がないかというと、そんなこともなく、単に私のハリウッド映画離れかな?と思います。特に、フランスでヨーロッパ映画に親しんだことと、映画専門チャンネルに契約して様々な映画を見られるようになったことで、ハリウッド映画の割合は減ったと思います。

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2020年5月 6日 (水)

ハリウッド映画の一世紀 #5

1990年代は一番映画を見ていた時で、映画館に月何回も通い、ビデオもさんざんレンタルし、更にテレビで放送される映画を視聴していました。学生時代は、平均して1日1本以上見ていた計算になり、我ながら異常だったなと思います。

20代の多感な年齢に、当時の情勢を反映した映画をリアルタイムで見ているので、当然大きな影響を受けたわけで、生涯トップ上位に入る作品が多いのも頷けます。中でも、「フィラデルフィア」(1993)や「ショーシャンクの空に」(1994)は本当に感動しました。

新しい作風を持つ気鋭の監督が登場したのもこの頃。大好きなタランティーノの「レザボア・ドッグス」(1992)や「パルプ・フィクション」(1994)、コーエン兄弟の「ファーゴ」(1996)に「未来は今」(1994)、ポール・トーマス・アンダーソンの「ブギーナイツ」(1997)と「マグノリア」(1997)など。

女性監督も進出し、お薦めシネマとして紹介したペニー・マーシャルの「プリティ・リーグ」に、男くさい映画を作るのがうまいキャサリン・ビグローの「ハートブルー」(1991)。ジェーン・カンピオンの「ピアノ・レッスン」(1993)は女性ならではの感性だと思います。

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2020年5月 5日 (火)

ハリウッド映画の一世紀 #4

1980年代は私が映画に関心を持ち始めた頃(詳しくは「映画を好きになったワケ」参照)で、映画館上映はアメリカ公開から1年後、テレビでは更に1年後の放送が当たり前の時代でしたが、比較的タイムリーに視聴していたと思います。

この頃アメリカはベトナム戦争から立ち直ろうとしていた時期で、娯楽大作が次々と作られたのはそういう背景もあったようです。

そんな80年代前半にテレビで見た話題作は、「スター・ウォーズ」初期3部作(それぞれ1977,1980,1983年)、「未知との遭遇」(1980)、「レイダース」(1981)といったルーカス&スピルバーグ作品。
映画館で見たのも、やはりスピルバーグの「E.T.」(1982)に、「フラッシュダンス」(1983)、「グレムリン」(1984)、「ゴーストバスターズ」(1984)などなど、そして「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(1984)でした。

トム・クルーズがデビューしたのもこの頃。映画館で「卒業白書」(1983)の予告編を見た時には(本編を見たのはずっと後)、何てハンサムなんだろうと感嘆した覚えがありますが、「トップガン」(1986)であっという間にスターに登りつめました。
彼の作品では「レインマン」(1988)が一番好きで、アクションで主役を張っている彼よりも魅力を感じます。この当時のスターで今もスターであり続けている人は彼ぐらいで、たゆまぬ努力の賜物だろうと思い尊敬します。

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«ハリウッド映画の一世紀 #3