映画

2017年9月19日 (火)

スター・トレック BEYOND

動画配信サービスで新作映画のリストをチェックしていたら、自分が録画したままの映画の量を思い知らされ、録画済の最新映画を消化することにしました。

新生スター・トレックも3本目となると、少々飽きてきた感もありますが、旧作・旧新作(ジェネレーションズ)も何だかんだ言って10本全部見たし、そう考えるとまだまだいけるかなと思ったりもします。

改めて感じるのは、「スター・ウォーズ」より「スター・トレック」の方が、私は好きかもってこと。自分をトレッキーと思えるほどのファンではないし、どうして「SW」より「スタトレ」のがいいのか明確な理由もわかりませんが、バルカン人の挨拶「長寿と繁栄を」では、私もつい手を挙げて挨拶しちゃいますhappy01

その元祖バルカン人レナード・ニモイが亡くなって、スポックが父の肖像を受け取るシーンもありましたが、私としては早世したアントン・イェルチンの姿を見て悲しくなりました。
映画のラストではもちろん2人に捧げられていました。

悪役クロールのイドリス・エルバは、異星人のマスクで言われないとわからないよーと思っていたら、最後の方でちょっとだけ顔を拝むことができました!


Star Trek Beyond」(2016年アメリカ)

2017年9月18日 (月)

未来を花束にして

こちらは海外での公開時から気になっていた作品です。

婦人公民権運動のことはもちろん知っていますが、1912年のイギリスで、こんなに過激な活動をしていた人たちがいたとは知りませんでした。

暴力を容認することはできないけれど、参政権どころか母親なのに親権も持てない虐げられた環境にあって、男性の目を開かせ状況を打破するためには、極端な行動しかないと思い詰める心理はわかる気がしました。

家族も犠牲にし、世間の冷たい視線にも耐えながら闘うのは、とても勇気が要っただろうと思うし、相当強い信念がなければできなかったことでしょう。

ラストは、参政権を得てめでたしで終わると思っていたので、こんな結末になると予想していませんでしたが、途中の過程だけを見たことで、それぐらい長く厳しい道のりだったのだと改めて感じさせられました。


Suffragette」(2015年イギリス)

2017年9月17日 (日)

ラビング 愛という名前のふたり

動画配信サービスの視聴が予想より快適だったので、公開時に気になっていてテレビ未放送の映画を続けて見ることにしました。
こちらは、人種問題を扱った実話の映画化です。

主人公の2人が、この時代にあっても人種を意識せず、普通に愛し合っているのがすごいですね。
だからこそ、当然の権利として結婚を認めてもらうために、闘い続けることができたのかなと思いました。

実話のせいもありますが、派手な展開があるわけでもなく、地道な裁判の様子などが描かれています。
この実話を知り、プロデューサーとして映画化を実現したのがコリン・ファースだそうで、彼のお陰で私も夫妻のことを知ることができました。

ラストで、LIFEに載った本物の写真が映り、本当に微笑ましいカップルだったんだなと思いました。


Loving」(2016年イギリス・アメリカ)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

先月携帯を機種変更した際に、動画配信サイトの1か月無料利用がついてきたのですが、先月中に解除し忘れてしまったので、視聴ポイントを消化しようとセレクションを見ていたら、公開まもない最新映画も見られるとわかり、お試しにこちらの映画を見てみました。

今年初めに見た前作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と同様、コミカルで気楽に楽しめるところはいいのですが、ストーリーにはあまり魅力は感じませんでした。カート・ラッセル演じる悪役の行動の意味も理解しづらかったし。

ただ、ちびっ子になったベイビー・グルートは可愛すぎで、前作以上に目が離せませんでした。ラストのオマケ映像ではティーンエイジャーに成長していて、次作ではもう愛らしさは封印のようなのが残念です。

シルベスター・スタローンも、もう少しストーリーに絡むのかと思ったら、意外にチョット出でした。


Guardians of the Galaxy Vol.2」(2017年アメリカ)

2017年9月16日 (土)

ランス・アームストロング ツール・ド・フランス7冠の真実

間がちょっとだけ空きましたが、予定通りドキュメンタリーの方も見ました。

先の「疑惑のチャンピオン」は、アームストロングを告発したジャーナリストの本がベースになっていましたが、こちらはアームストロング本人のインタビューが中心でした。
しかも、最初は引退後に復帰した2009年時のヒーロー映画を撮るはずだった監督とのことで、本人の自己弁護の視点もあった感じはします。

とはいえ、ちゃんと話を聞いていれば、あんなにしゃあしゃあと嘘をついて、真実を告発した元チームメイトを地獄に突き落とす真似のできる人を、擁護することなど全くできません。

彼の一番の問題は、自尊心の大きさだったと思います。ガンからの復活は、彼自身の努力も並大抵ではなかったと思うし、それだけで美談になり得たのに、優勝に固執し、しかも1度ならず何度も勝つことに拘った結果、自滅したのだと思いました。

ただ、彼は、ガンを克服したのに自分の体を危険にさらしてまでドーピングしないと主張していましたが、実際にドーピングしていたわけで、体は大丈夫なのかなと心配にはなりました。


The Armstrong Lie」(2013年アメリカ)

2017年9月14日 (木)

フェア・ゲーム

続けてランス・アームストロングのドキュメンタリーを見るはずが、なぜかその気になれず、こちらの実話を代わりに見ました。

イラクに大量破壊兵器がなかった事実が報じられた時のニュースは、今でも記憶にありますが、裏にこの夫婦の存在があったことを、この映画で知りました。

何事にも絶対と言い切るのは難しいし、「ある」のは証明しやすくても「ない」のは証明しにくいとは思いますが、CIAの分析官たちが口達者な政治家に踊らされて、求められた方向に結論を導いていくのは、見ていて苦々しく感じました。

CIAが事実を公表できなかったのは理解できなくもありませんが、ホワイトハウスもが隠蔽するのは許されないし、ましてや真実を語った夫婦を攻撃し陥れようとするなんて。
でも、最近の政治情勢を見ても、非常識なやり口がまかり通っているので、もはや期待する方が無理なのかもと、半分諦め気分にもなっています。

最後の方で出てくるヴァレリーのお父さんがサム・シェパードで、出番は短くても、彼女に適切な助言を与えて頼りになるいい役でした。


Fair Game」(2010年アメリカ)

2017年9月13日 (水)

疑惑のチャンピオン

こちらも伝記映画とドキュメンタリーをセットで視聴します。

ランス・アームストロングのドーピング問題は一応聞いてはいたものの、ツール・ド・フランス自体にそれほど関心がなかったので、詳しい事情は今回初めて知りました。

まず、ドーピングが常態化していた業界だというのに驚きました。ドーピングの正当性はさておき、誰もがやっている状況で自分だけやらずに負けるのは、逆にフェアじゃないと考えたくなる気持ちは理解できました。

薬に頼りたくなるぐらい過酷なレースだというのもわかりました。1番の人がマイヨ・ジョーヌを着るのは知っていたので、個人競技だとばかり思っていましたが、実はチームで戦い、メンバーがエースの風除けになったりしてサポートするのだと知りました。

時系列で出来事が描かれているので分かりやすかったのですが、映画の見せ方としては平凡な気もしました。

主人公を演じるのは「3時10分、決断のとき」のチャーリー役が印象的だったベン・フォスター。私が好きだったドラマ「シックス・フィート・アンダー」のラッセルだったと後から気づきました。


The Program」(2015年アメリカ)

2017年9月12日 (火)

マン・オン・ワイヤー

翌日続けてフィリップ・プティのドキュメンタリーを見ました。

後に制作されたフィクションを先に見たのは、事実と異なる創作の部分が目について楽しめなくなるのを避けるため。でも実際には、かなり事実が踏襲されていると感じました。

先の伝記映画では、ツインタワーでの偉業に焦点が当たっていましたが、こちらはそれ以前の話もたくさんありました。

例えば、ノートルダム寺院で綱渡りをしたのは見ていましたが、ワイヤーの上に座ったり寝転んだりといった曲芸を、この時からもう普通にやっていました。

それに、シドニーのハーバーブリッジでも同じようにやっていて、この頃はメンバーにオーストラリア人がいました。彼が抜けたせいで、アメリカでは怪しい(?)アルバートとデビッドを協力者にする必要があったんですね。

メンバーの設定は若干ずれていて、綱渡りをするプティと出会って撮影する写真家だったジャン=ルイは幼なじみで、英語の話せないジャン=フランソワの高所恐怖症の話はなかったし、アメリカで出会うフランス人JPの存在もなし。代わりにアメリカ人のジムと、協力者の保険屋バリーはいました。

極めつけは、ベン・キングズレーが演じていたサーカスの座長。全く触れられていなかったし、効果的なロープの結び方は独学とのことでした。

人気者になったプティは、その後ジャン=ルイと疎遠になってしまったようですが、30年以上も前のことを語っているのに涙ぐむジャン=ルイに、見ているこちらも感動しました。


Man on Wire」(2008年イギリス・アメリカ)

2017年9月11日 (月)

ザ・ウォーク

フランス映画の後は、実在の人物の伝記映画(フィクション)と、同じ人物についてのドキュメンタリー映画を連続鑑賞。まずは綱渡りの名人フィリップ・プティです。

私も高いところは好きですが、さすがにノートルダム寺院やワールド・トレード・センターの上から見下ろしたら怖いだろうと思います。
成功すると知っていても、実際に渡るシーンでは、やはりドキドキしながら見ていました。

でも、綱さえちゃんと張っていれば、高さはどうあれバランスの問題なんですね。高度が上がると強風もあるし、もちろん天候などの条件も関わってきますが、彼にはとっては渡ることはそれほど大変ではなくて、むしろ警備員の目をかいくぐってロープを準備する作業の方が苦労していました。

もっとシリアスな感動系の映画かと思いましたが、アップテンポな語り口で、軽妙な雰囲気でした。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットは外見もしゃべりも本人に似せていたし、プティはフランス人だから随所にフランス語も使われていました。

舞台となったあのツインタワーが今はもうないと思うと、改めて悲しくなりました。


The Walk」(2015年アメリカ)

2017年9月10日 (日)

神様メール

この日見た映画は、奇想天外なストーリーでした。

ベルギーにいるというその神様はサイアクな人格で、パソコンを使って自分の気分で災害や不幸を引き起こし、それに反抗した娘のエアが彼のパソコンデータに侵入し、世界中の人に余命を知らせるメールを送信してしまいます。

エアの兄はもちろんイエス・キリストとなるわけですが、カジュアルにJCと呼ばれているのが笑えました。

その兄の勧めで、エアは「新・新約聖書」を書くべく6人の使徒を集めますが、個性豊かな面々の1人にカトリーヌ・ドヌーブが! しかも、ドヌーブが愛のない夫を捨てて選んだ新しい相手が突飛すぎる・・・!

ラストは、ファンタジックな映画そのままの終わり方でした。


自分の余命を知ったらどうなるのか、考えされられもしました。

映画内では、残り少ない日々を大切にしようとする人たちはもちろん、当分死なないと分って過激な行動をする人(ビルから飛び降りたり・・・でも当然死なない)もいましたが、海辺に行くのが「ぼくを葬る」に近くて私の理想でもあり、皆同じことを考えるのかなーと思いました。

ともかく、こういう斬新な設定を考えつける人には、本当に敬服します。


Le Tout Nouveau Testament」(2015年ベルギー・フランス・ルクセンブルク)

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