映画

2017年7月 7日 (金)

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

旧3部作に引き続き、エピソード7を見ました。エピソード1・2・3は今回見ていませんが、順序的にはこれで正しいからいいですよね。

まず、公開時予告の時から気になっていた、丸いフォルムのBB-8が可愛かったです。
R2-D2も好きだったけど、BB-8の方が下の球が回転する分、逃げ足が速いし。老体に鞭打って(失礼!)走るハン・ソロより速そうでした。

旧3部作でも描かれた親子の対立が、こちらでも形を変えて存在していましたね。ハン・ソロとレイアが別れた理由が不明でしたが、一緒にいて現実を直視することに耐えられなかったんですね・・・。

レジスタンスのパイロットのポーがかっこよかったのですが、彼がレンと対峙する場面では、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」だよーと思ってしまいました。
オスカー・アイザックは前から好きですが、今回アダム・ドライバーもかっこいいと思ってしまった、悪役好きの私bleah

ルーク役マーク・ハミルも出ると聞いていましたが、最後の最後でしたね。でも新3部作もまだ1本目ですから、この先活躍が見られるかな?と思っています。


Star Wars:The Force Awakens」(2015年アメリカ)

2017年7月 6日 (木)

スター・ウォーズ エピソード4・5・6

先のドキュメンタリー「I am Your Father」の影響で、旧3部作を見返してみることにしました。すでに旧バージョンを2回、特別篇も1回見ていますが、約15年ぶりで楽しめました。


「エピソードIV/新たなる希望」
久々に見たら、こんな話だったけー?という感じでしたが、子供の頃に見た時の記憶が単純に塗り替えられていたのか、特別篇で追加されたシーンに見覚えが薄いだけなのかは不明です。

でも、ついダース・ベイダーの演技ばかりに注目し、ルークやハン・ソロの活躍は二の次でした。

「エピソードV/帝国の逆襲」
旧3部作の中で一番評価が高いという作品ですが、これまで私は一番好きじゃありませんでした。

というのも、最初に見た時に3作目に続くと知らなかったので、帝国軍優勢でハン・ソロは固まったまま終わる結末が気に入らなくて。
今でこそ3部作の映画はありふれていますが、当時は完結しない映画が信じられませんでした。

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アイ・アム・ユア・ファーザー

再び時間ができて(無理やり作ったとも言えます)、今日はこちらのドキュメンタリーを視聴しました。

私はSWファンではありませんが、映画ファンとして旧3部作・新3部作を一通り見てはいました。今回初めて、ダース・ベイダーの役をやっていたデビッド・プラウズという人の存在を知りましたが、「ジェダイの帰還」で顔を見せた人と、全く異なる俳優だったとは思いませんでした。

それに、主人公ルークとダース・ベイダーの関係は、当初予定されていたものとは違っていたことや、プラウズ氏が一作目直後にそれを予見していたこと(制作側は偶然の一致として否定)も驚きでした。

でも、こうやって知られざる真実にスポットを当てようとする人が現れたのだから、彼の不遇な人生も報われましたよね。それをしたのが、アメリカでもイギリスでもなく、スペイン人だったところが複雑ではあります。

プラウズ氏を擁護する同胞として、ハルク役のルー・フェリグノが出てきたときに、「ビッグバン・セオリー」でハワードが扮装していた人だ!と思って、嬉しくなりました。

プラウズ氏の勇姿を確認するために、旧3部作を見直したくなりました。


I am Your Father」(2015年スペイン)

2017年7月 2日 (日)

スポットライト 世紀のスクープ

2本目はこちらのアカデミー賞作品賞受賞作で、昨年の授賞式の頃から見たかった映画です。

タイトルの意味は何だろうと思っていましたが、舞台となった新聞ボストン・グローブで、独自に掘り起こしたスクープなんかを掲載する欄を、スポットライトと呼んでいたからでした。

カトリック教会との関わりが深い地元ボストンで、このスキャンダルを明るみに出すことができたのは、もちろん最終的にはロビーを始めとする記者たちの熱意と努力の賜物ですが、そもそもはタイムズの傘下に入ったことで、新任の編集局長バロンがやってきたのがきっかけなんですね。

バロンは局長になるぐらいなので、ジャーナリスト魂もあるのでしょうが、他からやって来て地元と繋がりがなく、しかもユダヤ人だったので躊躇することなく踏み込めたのかなと思うし、いろんな条件が偶然重なっての功績なのだと感じました。

それにしても、教会の威信を守るために隠ぺいしただけでなく、問題の神父を罷免することなく転属させただけっていうのがすごいですよね。
あちこちで事件になって、いずれ公にされるとは思わなかったのでしょうか? お金を払って秘密保持契約を結ぼうとしても、従わない人がいずれ出てくる気がするし。

とにかく、時間はかかったけれど、真実が知れ渡ることになって幸いでした。宗教や信仰ではなく、教会という組織の体質が問題なだけなので、これでカトリックが廃れるということもないでしょう。


Spotlight」(2015年アメリカ)

グローリー/明日への行進

今月は忙しくてブログはお休みと書いておきながら、外出をキャンセルして時間ができたので、自宅で映画を見ました。
1本目はマーティン・ルーサー・キング・Jr. の伝記です。

今では皆が尊敬するキング牧師ですが、当時は大統領やFBIからも民衆扇動家として危険視されていたんですね。改めてここまでの長い道のりを思い起こしました。

キング牧師は穏健派だったかもしれませんが、戦略的で政治家だったのだと実感しました。もちろん、世の中を動かすためには、そうならざるを得ない事情もあったのでしょう。
すごく地道で苦難の活動に業を煮やした、マルコムXのような好戦派が出てきたのも無理はないと思うし、マルコムXのことも単純に非難はできないと思えました。

あの時、あのセルマの橋で、どうしてキング牧師が行進を中断したのか疑問ですが、結果的には、判事のお墨付きが出た後で行進することができて、良かったってことですよね?

ティム・ロスが演じたアラバマ州知事のジョージ・ウォレスは、本作ではキング牧師を抑え込もうとするただの嫌な奴ですが、私は昔ゲイリー・シニーズ主演のTVムービー「ジョージ・ウォレス」を見たことがあり、最初はリベラルな民主党員だったのに、政治的野心のために主張を変えた人なのだと知って、複雑な思いでした。


Selma」(2014年アメリカ)

2017年6月25日 (日)

刑事ベラミー

先日の「ルビー&カンタン」ではお笑い担当だったドパルデューの、シリアス演技を見たくてこちらをセレクト。
クロード・シャブロル監督の遺作だそうですが、なかなか面白い話でした。

バカンス中の刑事が、ひょんなことから保険金詐欺に絡む殺人事件を調べることになるのですが、犯罪捜査なのにサスペンスはなく、淡々とした語り口で、普通の日常を描いているようでした。

もしかしたら、名刑事ベラミーにとっては、事件の捜査も日常の一環でしかないということなのかもしれません。
彼が関係者に話を聞くと、皆ペラペラと話してくれて、いろんな事実が次々と明るみになるのも、手練れたベラミーが穏やかで話しやすい人柄に見えるからなのかなと思ったりしました。

事件の鍵を握る謎の男を、ジャック・ガンブランが演じているのですが、一人二役かと思っていたら、三役もやっていました。


Bellamy」(2009年フランス)

パリは今夜も開演中

フランス映画祭2本目はオドレイ・トトゥのコメディで、彼女狙いと思われる女性がたくさんいましたが、監督・脚本を兼務のエドゥアール・ベール演じる劇場支配人に振り回されるインターンの女性の方が中心でした。

主人公のルイジはかなりいい加減なキャラクターで、私の知り合いにも同名の迷惑な人がいるので、名前からして印象が悪かったのですが、トークショーで登場した監督も、まさに主人公のような陽気な語り口の人だったので(勿論いい加減な人ではないでしょうが)笑いました。

かなりフランスっぽいドタバタ喜劇でしたが、次々といろんな騒動が巻き起こって、これが舞台初日前日のたった一晩の出来事とは思えませんでした。でも、最後は丸く収まって、終わりよければってことなのかな?

昨年亡くなったミシェル・ガラブリュが本人役で出ていましたが、これが遺作なんですよね? 映画の最後に彼に捧げられていました。

トークショーの写真を撮ったのですが、会場が暗くて失敗でした・・・。残念。
代わりに、昼間に撮った、こちらの映画を含むポスター写真をアップします。

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Ouvert la Nuit」(2016年フランス)

2017年6月24日 (土)

セザンヌと過ごした時間

フランス映画祭が始まり、今回は2本見ますが、1本目がこちら。

ポール・セザンヌとエミール・ゾラのことはそれぞれ知っていましたが、2人が幼少時代からの親友だったとは知りませんでした。
それに、小説家として成功を収めたゾラに対しセザンヌは生前の評価が低かったことと、更にはゾラの小説「制作」が原因で、2人が袂を分かつ結果になったということも。

芸術家は気難しくて自分の作品に妥協を許さない人も多いですが、セザンヌがこれほどまで人付き合いに問題を抱えていたとは驚きでした。
陽光あふれる南仏の絵を描くセザンヌは陽気な人で、ゾラの方がドレフュス事件での弾劾のイメージなどから激しい気性かと勝手に想像していたのに、全く違いましたね。

皆がセザンヌを敬遠する中で、ゾラがずっと彼を擁護し続けていたのは、イタリア移民でいじめられた子供の頃に助けてもらったから、彼の優しい本質を信じていたということなのでしょうか。

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2017年6月19日 (月)

ルビー&カンタン

本当は俳優つながりで別の映画を見る予定でしたが、疲れて気分も良くなかったので、シリアスな映画を見る気になれず、コメディに鞍替えしました。

冒頭からカンタンが本当に笑えるキャラで、この映画にして正解でした。あそこまでKYで喋り続けられる能力に、妙に感心しましたが、ドパルデューの力量ですよね。

そしてそのカンタンの隣で、ずーっとムスッとして黙したままのルビーを演じるジャン・レノも、よく吹き出さずにいられるなーと思って、彼の役者魂を感じました。

ルビーはカンタンを嫌がって、ついてくる彼を振り切ろうとしていましたが、カンタンは頭は鈍くても腕力の面で頼りになりましたからね。

ルビーを追いかける敵たちに「怪力のデブ」なんて言われていましたが、最近のドパルデュー(「ハニートラップ」「愛と死の谷」)を見ているので、「この頃はまだ細い」なんて思っちゃいました。

監督は、「奇人たちの晩餐会」などフレンチコメディの旗手フランシス・ヴェベールです。


Tais Toi !」(2003年フランス)

2017年6月18日 (日)

愛のあしあと

昨日の「晴れ、ときどきリリー」から、リュディヴィーヌ・サニエつながりです。サニエが若い頃の主人公マドレーヌを、カトリーヌ・ドヌーブが年を取った後の彼女を演じています。

1964年という時代もあるのでしょうが、娼婦と勘違い(?)されたマドレーヌが、あっさりその道に入っちゃうのがすごいですね。
しかも、それでチェコ人の医者ヤロミルを伴侶としてゲット。離婚した後も腐れ縁になり、ある意味ソウルメイトとも言える相手になったわけですからね。

一方、マドレーヌの娘ヴェラ(ドヌーブの実娘キアラ・マストロヤンニ!)は、職場の同僚クレマンに愛されながらも、ロンドンで出会ったゲイのミュージシャンに魅かれてしまい、男の方もまんざらでもなさそうな感じだったのに、悲恋で終わってしまうのが可哀想でした。

若い頃のヤロミル役の人が、マット・ディロン似のハンサムだったのに、年取ったパパがちんちくりんで、いかにもスケベ親爺っぽいのがギャップでしたが、「僕たちのアナ・バナナ」にも俳優で出ていたミロシュ・フォアマン監督なんですよね。

ドヌーブは、「ミス・ブルターニュの恋」の時にも美しいと思いましたが、体型は年相応にふっくらしていても、足は美脚なのがすごいです。


Les Bien-Aimés 」(2011年フランス・イギリス・チェコ)

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