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2019年3月

2019年3月30日 (土)

96時間 ザ・シリーズ

リーアム・ニーソン主演の「96時間」の前日譚で、ブライアンの若かりし頃を描いたドラマです。

ブライアンは元CIAだと思っていたので、映画での活躍はCIA時代に培ったものと思っていたのですが、彼は元々軍人で、その後大統領直属の特別機関に呼ばれて諜報活動に参加したんですね。
そして、根っからの才能に加え、この組織で拷問などへの対処法などを訓練したのだとわかりました。

世界のあちこちで人質の奪還やら武器密売などの犯罪阻止を任務とするのは、「ザ・ブレイブ」に近いものを感じますが、あくまでメインはブライアンなので、チームの仲間は彼を補佐している風だけなのがちょっと残念。
チームのリーダーであるジョン(「グレイズ・アナトミー」のガイウス・チャールズ)や、スコット(「ザ・ユニット」のマイケル・アービー)の活躍をもう少し見たかったです。

しかも、シリーズは継続するものの、ブライアンと女上司(ジェニファー・ビールス)以外は次シーズンには出なさそうなので、どういう事情なのか、特別機関は解体して2人だけ別組織に配属されるということなのか、気になっています。


Taken」(2016-2017年アメリカ・フランス)

2019年3月29日 (金)

キリング・イヴ

ストーリーを聞いておもしろそうだったので、見ることにしたドラマです。

サンドラ・オー扮するイヴはFBIか何かかと思ったら、舞台はイギリスで、MI5をクビになった後にMI6の秘密捜査にスカウトされていました。
しかも暗殺者のヴィラネルは、パリを拠点にイタリアやらオーストリアやらドイツなど欧州のあちこちで活動し、追うイヴもそれに伴って移動するので、ボーダーレスな捜査の「クロッシング・ライン」のような感じでした。

ヴィラネルがお金のためでなく殺しを楽しんでいること、それにイヴとヴィラネルが好敵手で互いに魅かれている風なところ、そして何よりメインの登場人物が女性ばかりで男性が脇に追いやられているのが、従来のドラマにない要素で気に入りました。
部下のケニーや夫のニコは、優しいけれどタフさに欠けるし、女性陣に完全に負けています。

前半では易々と犯罪をやってのけていたヴィラネルも、後半は窮地に立たされることが増え、イヴとヴィラネルを両方応援したいジレンマに。それが製作者の狙いでもあるのでしょうが・・・。

愛憎相半ばするってこういうことを言うのかなと思ったし、ルーク・ジェニングスの原作も読んでみたくなりました。


Killing Eve」(2018年イギリス・アメリカ)

2019年3月28日 (木)

スタートレック/ディーブ・スペース・ナイン シーズン2

スパドラで帯放送中のこちらのドラマですが、第2シーズンも順調に見終わりました(さすがに連日放送されると、視聴に時間がかかりますが・・・)。

第1シーズンでは当然ながらDS9内での出来事が多かったのですが、今シーズンは外の惑星、わけてもワームホール先の惑星探査が増えましたね。

DS9内部の出来事で気になったのは、ベイジョー星で次のカイと目されるヴェデク・バライルとキラ少佐の恋愛! 勝気で勇敢なキラは、最近1番のお気に入りで、2人がくっついてほしいと思っていただけに、この展開はとても嬉しかったです。

オリジナルの「スタートレック」(シーズン2第4話)で出てきたもう一つの世界の延長線上に行ってしまうエピソードもありましたね。
カーク船長とスポックが全く別の人格になっていたように、シスコやオブライエンの立場が変わっていましたが、ダックスが出ていなかったのは、共生する人物が異なって他の惑星に行っちゃったとかなのかな?

クリンゴン人がもはや敵ではなく連邦艦隊と和解しているというのが、どうもまだ私は慣れないのですが、対立していたカーデシアとも協定が成立したようで、すると今度はワームホール先のドミニオンが新たな敵に・・・。
いつの世も、完全な平和を得るのは難しいのだなと実感しました。


Star Trek: Deep Space Nine」(1993~1994年アメリカ)

2019年3月27日 (水)

ビッグバン・セオリー シーズン10

第10シーズンが終了しました。
でもまずは、その前に書きそびれていた第9シーズンについて。

前シーズンではシェルドンとエイミーが一時期別れていましたね。この2人の様子以外に特筆すべき事柄もなかったのが、記事を書かなかった理由の一つでもあるのですが、よりを戻した2人はとうとうベッドイン! まさかこんな日が来るとは・・・。

そして今シーズンでは、エイミーのアパートの配管工事に伴い、一時的にシェルドンと同居することに(結局その後、同居は継続)。
その時のレナードのコメントが面白くて、「オリジナルのスタートレックの5年間のミッションと同じく、5週間のミッションと思えば?」と。

更には同居をいよいよ開始する際にかけた言葉が、「前人未踏の地を旅するミッションをエンジョイしろよ」。
ちょうどこの頃、オリジナル版「スタートレック」を見ていたので、タイミングの良さに嬉しくなりました。

もう一つ嬉しかったのは、ラージの好きな映画が「プリンセス・ブライド・ストーリー」だってこと! 「スコーピオン」のケイブもこの映画のファンだし、ホント人気があるんですねー。
ちなみにラージは以前「アーロと少年」も好きと言っていて、私もその後この映画を見たのですが、アニメがあまり好きではない私も気に入ったし、ラージと好みが合うのかも⁈

最終話は、シェルドンを狙う若くて美人の研究員登場で、驚きの展開に!
エイミーがプリンストン大学に呼ばれて不在の間、寂しかったんだろうとは思いますが、それにしてもシェルドンは相変わらず極端だこと。
でも、これで来シーズンも楽しみになりました。


The Big Bang Theory」(2016~2017年アメリカ)

2019年3月24日 (日)

ウィンド・リバー

アメリカ公開時に気になっていた映画です。

先住民居留地の事件を捜査する話ですが、ジェレミー・レナーが保安官か何かでエリザベス・オルセンが捜査に協力する現地住民かと思っていたら全く逆で、よそから来たFBIの若い女性を事情通の地元ハンターがサポートするという設定でした。

でもなぜ私が予告映像を見て誤解したかというと、ハンターのコリーは遺体の第一発見者というだけでなく、被害者が娘の親友だったので、父親の頼みもあって自ら積極的に捜査を進めたからなんですね。

それ以外に、コリーの個人的な事情も理由としてありました。
映画のテーマは犯人探しではなく、事件によって過去を思い出すコリーの心情と彼の行動に主眼が置かれていた気がします。

なので、犯人は誰かというミステリーを想像していた私には、後半の展開が予想外でしたが、こういうタイプの映画が結構好きなので、これはこれで良かったです。

一面真っ白な世界が神秘的で、その清廉さと事件の醜さが対照的でした。
コリーが「雪と静寂しかない」と言っていたけれど、舞台となったワイオミング州は、人口密度がアメリカで2番目に低い(1番はアラスカ!)らしく、FBIがなかなか派遣されないのも事実に即しているんだろうなと思いました。


Wind River」(2017年アメリカ)

2019年3月23日 (土)

ボストン・ストロング

2013年のボストンマラソン・テロに巻き込まれ、両足を失ったジェフ・ボーマンの実話映画化です。

パトリオット・デイ」では犯人を追い詰める捜査機関の様子が描かれていましたが、逮捕して事件解決のあちらと異なり、被害に遭った人たちや家族にとっては、これで終わりということのない苦難の人生なのだと思い知らされました。

いろんな映画で主人公に寄り添う恋人や配偶者を見てきましたが、ジェフを支えるエリンの場合は、自分のせいだという考えが捨てきれなかったのではないかと思います。

もちろんテロを起こしたのは彼女じゃないし、マラソンに参加する彼女が来てくれと頼んだからジェフがあの場にいたにしても、応援する位置がもう少しずれていたら違う結果になったかもしれないわけで、こればっかりは不運としか言いようがありません。

でも、ジェフがユーモアを忘れない人だったのが救いだし、自分の運命と使命を見定め受け入れて前向きに生きようとする姿に、私もまた勇気をもらいました。


Stronger」(2017年アメリカ)

2019年3月17日 (日)

マクマフィア

こちらも集中放送された全8話をようやく見終えました。
前半はあまりはまれませんでしたが、後半に話が進んでからはサクサク見られました。

最初は、家族を守るために仕方なく闇の世界に足を踏み入れたアレックスが、否応なしに犯罪の奥深さに巻き込まれる姿が見ていて辛かったのですが、覚悟を決めて自ら進んで行ってからは、少しは安心して見ることができたからかなと思います。

マフィアだった父の下、叔父さんの失態で引き込まれ、堅気だった息子が後を継ぐという設定は、「ゴッドファーザー」を思い起こさせました。

でもそれ以外は現代的で、スパイやテロリストの世界もそうですが、今や舞台はハイテク機器による情報戦。そして、暴力よりも金融を中心とするビジネスでの利益追求が今どきのマフィアなんですね。

ただし、シーズンラストだけは、アレックスも自らの手を血で染めることになり、名実共に現代マフィアのドンになったのが見て取れました。

ドラマはシーズン2の制作も決まったようですが、主演のジェームズ・ノートンは「グランチェスター」や映画の出演もあるし、いつになることやら。
でも「刑事ジョン・ルーサー」も忘れた頃にシーズン5が作られたし、気長に待ちましょう。


McMafia」(2018年イギリス)

2019年3月16日 (土)

ニュー・トリックス シーズン4

集中放送された第4シーズンを見終えました。

シリーズ後半を見た後で前半を後追いで見ると、別の意味で発見がありますが、ブライアンの息子の婚約や、ジェリーの娘が潜入捜査に参加するなど、子供たちの更なる成長も長寿シリーズを実感させますよね。

UCOSのオフィスはまたも引っ越し、奥まったところにガラス張りのサンドラの個室が配置されて、ようやく馴染みのレイアウトになったかと思ったけれど、まだ微妙に違いますよね。
シーズン2では若くてカッコよかったストリックランドも徐々に老けてきて、しかも今シーズンでは若い女にいいように操られて情けないったら・・・。

サンドラにも久々に恋愛話が出ましたが、そのシーンでのサンドラのきれいだったこと! 役の上では44歳らしいけれど、実際この当時50歳にはなっていたアマンダ・レッドマンに感服しました。

ラストはサンドラの父の死の真相が明らかに。事実を隠していたジャックとの今後の関係や如何に⁈ というわけで、早くも次シーズンが待ちきれません。


New Tricks」(2007年イギリス)

2019年3月 9日 (土)

グリーンブック

知人が劇場に映画を見に行った話を聞いたら自分も久々に行きたくなり(何せ「スリー・ビルボード」以来1年1か月ぶり!)、先日アカデミー賞作品賞を受賞した作品を見てきました。

はじまりへの旅」のキャプテン・ファンタスティックなヴィゴ・モーテンセンが、ここではでっぷりお腹(あれだけ食べてりゃあの体型も納得)でショックでしたが、愛妻家な上に自らの差別意識を正すことのできるトニーは、好感の持てる魅力的な人でした。

自らを変えたのはトニーの方だけでなく、彼を雇った音楽家のドク・シャーリーも同じ。トニーに影響されて、黒人とも白人とも相容れない孤独感から解放され、自らのアイデンティティーを受け入れ居場所を見出すことができました。

ロードムービー好きで実話好きなので期待通り楽しめましたが、ラストで泣くという話も聞いたけど私は泣くことはなく、むしろコミカルで笑いの多い作品だと感じました。
監督が「メリーに首ったけ」やジム・キャリーのコメディなどで鳴らしたファレリー兄弟の片割れだけに、主人公2人の掛け合いが軽妙でした。

多分、人種差別を真っ向から描くと暗くて重いトーンになり過ぎなのを、とっつきやすく幅広い観客にアピールできる映画になっていて良かったかなと思います。


Green Book」(2018年アメリカ)

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