Dark Star/H.R.ギーガーの世界
先に見た「プロメテウス」「エイリアン:コヴェナント」のエンドロールでもオリジナル・デザインとしてクレジットのあったH.R.ギーガー。今日は彼についてのドキュメンタリーを見ました。
てっきり映画のクリーチャーデザインが専門の人かと思っていたら、本職は前衛芸術家だったんですね。
彼の絵を見てリドリー・スコット監督が依頼しただけあって、初期の作品からして独特の作風で、あんなエイリアンが生まれたのも納得でした。
彼の作品についてだけでなく、不幸な結末に終わった過去の恋愛から始まり、今の奥さんに至るまでの私生活も振り返っていました。
別れた奥さんたちと今でも良好な関係を築けている様子が微笑ましく、人柄の良さがわかるというか(猫好きに悪い人はいないと言うし!)、芸術家にありがちな自己中タイプじゃないんだなと思いました。
ごちゃごちゃした家の中で、怪しげな絵やオブジェに混じってオスカー像が置いてあるのが笑えました。
オスカー受賞の「エイリアン」を今もう一度見たら、もっと違った思いであのクリーチャーを見ることができるかもと考えたし、ギーガー美術館にも行ってみたくなりました。
「Dark Star: HR Gigers Welt」(2014年スイス)
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