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2018年7月 8日 (日)

FOUJITA

美術映画特集として、私にしては珍しく邦画を見ました。とはいえ、フランスで活躍した日本人画家なので、舞台も半分はフランスです。

日本で評価されていなかったフジタが渡仏後、芸術家の集うモンマルトルで過ごし名声を高めたことは知っていましたが、フランス人女性と何度も結婚していたのは初めて知りました。
そして、結局最後に添い遂げたのが日本人女性だったのは、長くフランスにいてもやはり心は日本人だから気持ちが落ち着いたのかなと考えたりもしました。

また、戦時中に帰国していた頃の活動についても今回知り、国威発揚のために絵を描かされていたと聞いて、複雑な心境でした。
知人の息子らが徴兵されていく中で、フジタは何を思いながら描いていたのだろうと思いました。

戦後フランスに戻った時のことは描かれず拍子抜けのラストでしたが、エンドクレジットでは、私が何年か前のフランス出張中(その時の記事はこちら)にランスへ旅した時に訪れたフジタの礼拝堂の映像があり、懐かしく感じました。


Foujita」(2015年日本・フランス)

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