« テレーズの罪 | トップページ | ロルナの祈り »

2017年11月12日 (日)

ミモザの島に消えた母

先日見た「ある秘密」と同様、封印された家族の秘密が明るみになる話です。

亡くなった母についての話題は、父親だけでなく父方の祖母の口も重く、質問するのさえ厳禁という空気は、とても謎めいていて気になりましたが、予測していたのとはだいぶ異なる秘密でした。

溺れたと聞いていたけれど、事故死ではなく入水自殺なのではとすぐに思いましたが、子供の頃ならまだしも大人になったアントワーヌとアガットに隠す理由は考えつかなかったし。

母の死を乗り越え切れていなかったのか、それとも秘密を抱えた重苦しい家族の雰囲気のせいなのか、アントワーヌは精神的に不安定な部分があったけれど、妹も同じ環境にいて影響を受けていなかったということは、やはり兄の方が、母の死を受け止めるために説明が必要な年齢だったんですね。

母の死のいきさつが明らかになって、これからは穏やかな生活を送れるようになるのかなと、希望と再生が感じられる結末がよかったです。


Boomerang」(2015年フランス)

« テレーズの罪 | トップページ | ロルナの祈り »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/570808/66035168

この記事へのトラックバック一覧です: ミモザの島に消えた母:

« テレーズの罪 | トップページ | ロルナの祈り »