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2017年11月 5日 (日)

ある秘密

昨日見た「戦争より愛のカンケイ」の主人公も、祖父母が迫害を受けたというルーツを持つユダヤ人でしたが、こちらもホロコーストにまつわる話です。

その”秘密”がホロコースト絡みであろうことは予測されましたが、思っていたのとずいぶん違いました。
それに、大人になった主人公フランソワが、事実を知って衝撃を受けるのかと思ったら、彼は少年の頃にもうその話を聞いていて、大人の彼が幼い頃の自分の話を交えながら語るという構成でした。

秘密を抱えた両親がどう生きてきたのか、少年の目を通して描かれるだけではよく分からなかったのですが、思い出すのも辛くて無かったことにしてしまいたかったのでしょうか。
苦悩の中でも前を進むしかなかったのかもしれませんが、2人一緒にいたからこそ乗り越えられたのかもしれないとは思いました。

大人のフランソワを演じるのは、私の大好きな俳優マチュー・アマルリック。でも今回は、アンナ役のリュディヴィーヌ・サニエが上手くて目が離せず、今年見た「ピウス13世」「晴れ、ときどきリリー」「愛のあしあと」に続き、すっかり注目株となりました。


Un Secret」(2007年フランス)

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