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2017年11月 6日 (月)

あるいは裏切りという名の犬

今日はこちらの見逃しフィルムノワールを。

フランス映画らしく、主人公レオの事件への巻き込まれ方がハンパじゃなかったし、長年にわたる復讐劇も見応えがありました。

レオと敵対するドニも、やり方はまずいけれど心情としてはわからなくもありませんでした。頑張ってもレオばかり評価されて出世欲が満たされず、好きな女もレオに取られてしまって恨み、彼を蹴落とすチャンスを狙っていたのでしょう。

レオとドニがかつて奪い合った女性カミーユを、ヴァレリア・ゴリノが演じているのですが、彼女はどうしても「ホット・ショット」のおバカ・コメディに出ていたイメージが抜けず、本当はヨーロッパ出身の演技派らしいのに、どうしてもシリアスな役が不思議な気がします。

監督のオリヴィエ・マルシャルは元刑事だそうで、「そして友よ、静かに死ね」も重厚感たっぷりのフィルムノワールでしたが、気骨ある男のロマンを感じさせるアクションが得意なんでしょうね。
本作では、渋面で影のあるダニエル・オートゥイユと、まだ比較的細めのジェラール・ドパルデュー(「ルビー&カンタン」に近い)の名優2人の対決が見ものでした。


36 Quai des Orfèvres」(2004年フランス)

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