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2017年7月 2日 (日)

スポットライト 世紀のスクープ

2本目はこちらのアカデミー賞作品賞受賞作で、昨年の授賞式の頃から見たかった映画です。

タイトルの意味は何だろうと思っていましたが、舞台となった新聞ボストン・グローブで、独自に掘り起こしたスクープなんかを掲載する欄を、スポットライトと呼んでいたからでした。

カトリック教会との関わりが深い地元ボストンで、このスキャンダルを明るみに出すことができたのは、もちろん最終的にはロビーを始めとする記者たちの熱意と努力の賜物ですが、そもそもはタイムズの傘下に入ったことで、新任の編集局長バロンがやってきたのがきっかけなんですね。

バロンは局長になるぐらいなので、ジャーナリスト魂もあるのでしょうが、他からやって来て地元と繋がりがなく、しかもユダヤ人だったので躊躇することなく踏み込めたのかなと思うし、いろんな条件が偶然重なっての功績なのだと感じました。

それにしても、教会の威信を守るために隠ぺいしただけでなく、問題の神父を罷免することなく転属させただけっていうのがすごいですよね。
あちこちで事件になって、いずれ公にされるとは思わなかったのでしょうか? お金を払って秘密保持契約を結ぼうとしても、従わない人がいずれ出てくる気がするし。

とにかく、時間はかかったけれど、真実が知れ渡ることになって幸いでした。宗教や信仰ではなく、教会という組織の体質が問題なだけなので、これでカトリックが廃れるということもないでしょう。


Spotlight」(2015年アメリカ)

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