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2017年6月24日 (土)

セザンヌと過ごした時間

フランス映画祭が始まり、今回は2本見ますが、1本目がこちら。

ポール・セザンヌとエミール・ゾラのことはそれぞれ知っていましたが、2人が幼少時代からの親友だったとは知りませんでした。
それに、小説家として成功を収めたゾラに対しセザンヌは生前の評価が低かったことと、更にはゾラの小説「制作」が原因で、2人が袂を分かつ結果になったということも。

芸術家は気難しくて自分の作品に妥協を許さない人も多いですが、セザンヌがこれほどまで人付き合いに問題を抱えていたとは驚きでした。
陽光あふれる南仏の絵を描くセザンヌは陽気な人で、ゾラの方がドレフュス事件での弾劾のイメージなどから激しい気性かと勝手に想像していたのに、全く違いましたね。

皆がセザンヌを敬遠する中で、ゾラがずっと彼を擁護し続けていたのは、イタリア移民でいじめられた子供の頃に助けてもらったから、彼の優しい本質を信じていたということなのでしょうか。


ゾラとセザンヌを演じる2人のギヨームは、ダブル主演がバランス取れていたし、どちらも熱演でしたが、ガリエンヌが最近お気に入りの私は、やっぱり彼に軍配をあげたいと思います。

でも、上映後のトークショーで監督が、最初はガリエンヌにゾラをオファーしたのに、彼がセザンヌを選んでこの配役になったと聞いて意外でした。


今回も現地で撮った写真をアップします。トークショーの様子と、入り口のポスターです。

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Cézanne et Moi」(2016年フランス)

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コメント

ようさん、こんにちは。早速のレポありがとうございます。
やはり、朝日ホールの方が、ポスターが貼ってあったり映画祭らしいですね。今回はTOHOシネマズしか行けませんでした;
セザンヌもゾラもお恥ずかしながら、どういう人だったかをあまり知らないので、この映画興味をひかれます♪
配役のお話は映画祭ならでは!というお得情報ですね~。
映画祭終ってみると、もう一作くらい見ればよかったかなーと思いました。

うわさん、今晩は。
オープニング作品はどうでしたか?
席が遠くてちょっと残念でしたが、生ドヌーブを見られてよかったですね☆
映画祭ではお得情報を聞けますが、最近は公開される作品も多いですし、
こちらの映画も9月に公開されるそうですので、よければ見に行ってください。

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