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2017年4月28日 (金)

LION/ライオン ~25年目のただいま~

久しぶりに映画館へ行き、「アカデミー賞授賞式」の時に見たいと思っていた、こちらの映画を見ました。

インドで迷子になり、オーストラリアへ養子に貰われた少年が、グーグルアースで故郷を見つけた実話と聞いて、便利や楽しいという以上の現代テクノロジーの意義深さを感じましたが、実際に映画を見たら、簡単に探せたわけではなく、かなりの苦労の末だったと知りました。

自分のフルネームも母親の名前も、生まれ育った町の名でさえきちんと覚えていない年齢で、それでも幼い頃の記憶を頼りに、よくぞ見つけましたという感じですが、自らのルーツやアイデンティティーに対する執念なのかなと思いました。

もちろん、親が死んだわけでも捨てられたわけでもなく、迷子になっただけという事情から、実母に会いたいという強い気持ちが一番の原動力だったのでしょうが。

それにしても、彼は本当に幸運でしたよね。迷子になった後で怪しいところに連れられることもなく、孤児院の劣悪な環境に長く置かれることもなく、養い親の愛情を一杯に受けられたからこその話でしょうし、逆にそんな幸運に恵まれないたくさんの子供たちのことも思い起こす教訓でもあると思いました。

タイトルの意味が最後にわかるのも粋でした。


Lion」(2016年オーストラリア)

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