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2017年3月27日 (月)

悪徳の栄え

こちらもロジェ・ヴァディムの監督作品で、若いカトリーヌ・ドヌーヴが本当に美しかったです。

原題の「悪徳と美徳」は、姉妹のジュリエットとジュスティーヌをそれぞれ指しているのだとは思いますが、時代設定をナチス占領下のフランスに置き換えたことで、ナチ高官にすり寄るジュリエットの行動をそれほど悪徳とは思えませんでした。

もちろんジュスティーヌのように、レジスタンスの青年を伴侶に選んで高潔に生きる道もあったのに、贅沢で楽な暮らしを選んだのは彼女ですが、やみくもに責めることはできない気がします。

原作となったサド侯爵の本も読んでいないし、ロジェ・ヴァディムの意図もわかりませんが、私は悪徳/美徳よりも、2人のSSの哀しい愛に注目しました。

1人はジュスティーヌを密かに守っていた司令官シュトライヒャーで、初めて彼女を見て一目惚れした時や、彼女の純潔を守り切れなかった時の表情に、こちらも目を奪われ心を打たれました。

もう一人はシュトライヒャーの上官でもあるシェーンドルフ。ジュリエットと互いに利用し合っているように見えながら、最後の最後では、いびつな愛の形ながらジュリエットを好きだったんだと思えて、悲しくなりました。


Le Vice et la Vertu」(1963年フランス)

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