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2017年3月 5日 (日)

アメリカを売った男

こちらも冷戦時代の、米ソ情報戦にまつわる実話の映画化。ただし、舞台は、事件が明るみになった2001年です。

ハンセンの調査に、捜査員でもないエリックが抜擢されたのは、コンピューターの知識やカトリック教の繋がりのせいもあるでしょうが、潜在的な能力を買われた他に、何も知らない良さもあったのかなと思いました。
ハンセンは鋭いから、裏があれば見抜くだろうし、ある意味無知だからこそ疑われなかったのではないでしょうか。

ただ、四六時中ポケベルが鳴ってて、それが怪しまれなかったのは不思議でした。ハンセンなら、すぐに奥さんに探りを入れて、気づきそうだし。
逆にエリックは、即時・直通のポケベルまで渡されるほどの大がかりな捜査なのに、性的倒錯者の監視という説明を信じたのも、ありえなさそうでした。わかって見ているからそう感じるだけなのかもしれませんが。

地味な映画ではありましたが、実際のスパイはそれほど華々しくもないでしょうし、これぞ真のスパイ映画と言えるのかもしれません。

ライアン・フィリップは、「クルーエル・インテンションズ」で初めて見た時は、正直「何だかなー」と思って、いい印象がありませんでしたが、お気に入りの映画「ゴスフォード・パーク」や、最近では「カオス」「リンカーン弁護士」など、私の中での評価上昇中です。


Breach」(2007年アメリカ)

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