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2017年3月

2017年3月31日 (金)

ナイトシフト シーズン3

第3シーズンが終わりましたが、引き続き次シーズンもあるということで、本国では相変わらず好評のようですね。私はシーズン1の時(→こちら)から、それほどハマっていたわけではありませんが、とりあえず見続けています。

今シーズンでわかったのは、TCのフルネームがトーマス・チャールズ・キャラハンだということ。何だか平凡すぎて不似合いな名前と思ったのは私だけでしょうか。
本人自身もその名前が嫌でTCと呼んでもらっているのかもしれませんが、確かに強烈な個性の彼には、トーマスよりTCの方がいいかも。

私は以前からドリューとリックのゲイカップルが気になっていました(→こちら)が、シーズン3では、賢い少女ブリアナとの養子縁組がうまく行くように祈りました。
いろいろ波乱もあったし、特にドリューが逮捕された時には、原因となったTCに私も怒りまくりでしたが、すべて丸く収まって良かったです。

ラストは、トルコ国境の難民キャンプに行ったTCが、危機に陥ったところで終わるクリフハンギングでしたが、主人公だし助かるだろうと思っているので、心配もせず呑気に構えています。


Night Shift」(2016年アメリカ)

2017年3月29日 (水)

クロワッサンで朝食を

昔のフランス映画を何本か続けて見ていましたが、現代に戻ってきました。

フランスで老婦人フリーダの世話をするためにエストニアから来たアンヌの話ですが、エストニアにいるところから話が始まるのは予想していませんでした。
でも、アンヌのエストニアでの暮らしをみることで、フランスでの状況がより理解できたと思います。

フリーダのほうは、アンヌを雇ったステファンとの関係が最初はわからず、アンヌと同様に私も困惑しましたが、事実を知った後は、フリーダ/ジャンヌ・モローならあり得るかと、妙に納得してしまいました。

フリーダと他のエストニア人が集まるシーンの時、フリーダがフランス語で他の人たちはエストニア語で会話するのが不自然な気もしましたが、互いに相手の話したい言語に合わせて譲歩はしないという対立を表していたのでしょうか。

単に、ジャンヌ・モローに今更エストニア語のセリフを覚えさせて言わせる訳にはいかない、ということだったのかもしれませんが、それなら全員フランス語にさせても問題はなかったような気もします。

それにしても、ジャンヌ・モローは、いくつになっても迫力ありますね!


Une Estonienne à Paris」(2012年フランス・エストニア・ベルギー)

2017年3月28日 (火)

チャニング・テイタムの夢

夕べ見た夢の話です。

私はベッドにいて、隣のベッドにはチャニング・テイタムがいます。と言っても、恋愛関係などではなく、体育館のような大きな建物の中にベッドがたくさん並んでいて、皆がその上で寝転んでいるのですが、たまたま私と彼が隣だったというだけ。

そして、チャニングは「奥さんが浮気していると思う」という悩み相談を私にしてきて、私はいろいろともっともらしい助言を彼にするのですが、その詳細については、起きた時には覚えていませんでした。

というそれだけの夢なのですが、最近彼の映画を見たわけでもなく、どうしてチャニングが出てきたのかは不明です。

浮気云々の話は、寝る前に見た海外ドラマで、被害者の浮気を疑う恋人が容疑者として挙がっていたので、そのせいかと。

チャニング自身は、「ステップ・アップ」で共演し結婚したジェナ・ディーワンとおしどり夫婦(多分)なので、浮気の心配はする必要なさそうです!

2017年3月27日 (月)

悪徳の栄え

こちらもロジェ・ヴァディムの監督作品で、若いカトリーヌ・ドヌーヴが本当に美しかったです。

原題の「悪徳と美徳」は、姉妹のジュリエットとジュスティーヌをそれぞれ指しているのだとは思いますが、時代設定をナチス占領下のフランスに置き換えたことで、ナチ高官にすり寄るジュリエットの行動をそれほど悪徳とは思えませんでした。

もちろんジュスティーヌのように、レジスタンスの青年を伴侶に選んで高潔に生きる道もあったのに、贅沢で楽な暮らしを選んだのは彼女ですが、当時の状況を考えると、闇雲に責めることはできない気がします。

原作となったサド侯爵の本も読んでいないし、ロジェ・ヴァディムの意図もわかりませんが、私は悪徳/美徳よりも、2人のSSの哀しい愛に注目しました。

1人はジュスティーヌを密かに守っていた司令官シュトライヒャーで、初めて彼女を見て一目惚れした時や、彼女の純潔を守り切れなかった時の表情に心を打たれました。

もう一人はシュトライヒャーの上官でもあるシェーンドルフ。ジュリエットと互いに利用し合っているように見えながら、最後の最後では、いびつな愛の形ながらジュリエットを好きだったんだと思えて、悲しくなりました。


Le Vice et la Vertu」(1963年フランス)

2017年3月26日 (日)

華麗な関係

何度も映画化されているド・ラクロの小説が原作の、こちらの映画を見ました。

「エマニュエル夫人」で有名なシルビア・クリステルが貞淑な婦人マチルドなんて、ミスキャストもいいとこなんて思いましたが、ここでの彼女は確かに清純そうな印象でした。
そして、そのせいもあって、ストーリーは熟知しているにもかかわらず、シャルルとマチルドが初めてキスをするシーンでは、見ているこちらもドキドキしてしまいました。

でも、結局は官能シーンが多めで、だからこういうキャスティングだったのかなーと思います。

ロジェ・ヴァディムは、本作の前にも同じ小説を下敷きにした「危険な関係」(1959)を、現代のスキーリゾートを舞台にジェラール・フィリップとジャンヌ・モローで制作しており、よっぽどこの話が好きなのでしょうか。

私も、この旧ヴァディム映画の他、アメリカ版としてジョン・マルコビッチ&グレン・クローズの「危険な関係」(1988)や、ライアン・フィリップ&リース・ウィザースプーンの「クルーエル・インテンションズ」(1999)も見ていますが、一番好きなのは、コリン・ファース&アネット・ベニングの「恋の掟」(1989)です。


Une Femme Fidèle」(1976年フランス)

2017年3月25日 (土)

パリ大混戦

今日は、往年のフランス喜劇王ルイ・ド・フュネスのスラップスティック・コメディを見ました。

ずっと前に彼の「サントロペ大混戦」と「大沈没」を見た時もそうでしたが、どうしても面白さが理解できませんでした。

アメリカのドタバタ喜劇はわりと好きなのに、どうしてフランス製だと楽しめないのか、自分でもよくわかりません。

「何やってんだか」とつい考えてしまうシーンがほとんどでしたが、ラストは何となく予想がつきはしたものの、コメディにはあまりない結末で変わっていたかなと思います。

今までは、この程度の感想だとわざわざ記事にしないことが多かったのですが、年始の抱負の通り、見た映画はなるべく書こうと決めたので、実践してみました。


Le Grand Restaurant」(1966年フランス)

2017年3月24日 (金)

キャッスル ファイナル

シリーズ全話を見終えました。

今シーズンの注目として、娘のアレクシスがパパの探偵事務所を手伝うことになったのはいいのですが、過去に誘拐されたこともあるのにトラウマになっていないのかなーと心配したのは私だけでしょうか。
それにしても彼女はすっかり大人の赤毛美人になり、最初の頃はパパを諭すしっかり者の少女だった(→こちら)のを思い出し、月日の経つのは早いなとシミジミしました。

シリーズ終了が決まる前に、ベケット役スタナ・カティックの降板が先に決定したと聞いていたので、今シーズン早々にベケットがロクサット捜査のためキャッスルと別居状態になった時に、退場のための伏線か?と思いました。

でもその後、キャッスルが失踪していた時とベケットのロクサット事件が繋がり、別居は解消、協力して捜査することになったので、終了に向けてストーリーを再調整したのかと解釈していました。
で、最終話でロクサット事件が解決するのかと思いきや、まさかのクリフハンギング。実はこの撮影時点では、終了は決まっていなかったのだとわかりました。

そして、恐らく放送前に終了が決まったので、最後の1シーンを急いで追加し、ハッピーエンディングで無理やり収めたんでしょうね・・・。
尻切れで終わるよりはましでしょうが、もう少し工夫の余地はなかったのかと思える、かなり微妙な付け足しでした。


Castle」(2015~2016年アメリカ)

2017年3月22日 (水)

ママはレスリング・クイーン

もっとコメディ色の強い映画かと思っていましたが、意外に感動要素もあり、なかなか楽しめました。

子供と疎遠だった母親のローズが、息子の関心を引こうとプロレスに挑戦するのはわかるのですが、他のレジ係も含め皆トレーニングに耐えて成功するのが、若干出来過ぎな気がします。まあ、所詮フィクションですからね。

4人の中では、カラミティ・ジェスが気に入りました。お色気全開で男漁りしているかと思えば、純愛に戸惑っちゃったりして、可愛かったです。

他の人たちも、ワンダーウーマンだのララ・クロフトだの、年甲斐もなく(失礼!)アメコミ系のコスチュームを着ていましたが、女子プロってそういうものなのかな? というか、普通はもっと若いから、こういう格好でも違和感ないのか・・・。

4人をコーチする元有名プロレスラーが、先日「愛して飲んで歌って」で見たばかりのアンドレ・デュソリエ! 往年のスマートな二枚目スターのイメージとはズレている気もしますが、今の姿だったらまんざら変でもないかも。bleah

こういうスポーツ映画を見ると、私も日頃の運動不足を思い出し、ストレッチなんかやっちゃったりして、我ながら単純だなーと思います。


Les Reines du Ring」(2013年フランス)

2017年3月21日 (火)

サンドラの週末

今日は、もうすぐ新作も公開されるダルデンヌ兄弟の監督作を見ました。

大体のストーリーは聞いていましたが、主人公はクビを言われた後に撤回を求めて奔走するぐらいだから、力強い女性かと思っていました。マリオン・コティヤールのイメージも、自分をしっかり持っている感じだし。

そうしたら、すごく気弱ですぐメソメソして、夫や友人にけしかけられて渋々撤回のための行動を起こすような女性でした。

そんな彼女がどういう風に一人一人を説得するのか、先が気になりました。工場労働者は皆カツカツの生活でしょうし、他人のことより自分の利益を優先するだろうことは目に見えていたので・・・。

サンドラが会いに行く人たちが、当然ながら様々な事情を抱え、それぞれ違った態度を取って、彼女に同情したり反発したりするのを見ながら、ダルデンヌ兄弟って本当に、こういう普通の労働者の、何気ない日常の中の非日常を描くのがうまいなーと思いました。

サンドラを追い出したい主任役で、ダルデンヌ映画の常連オリヴィエ・グルメがラストにチラッとだけ出ていました。


Deux Jours, Une Nuit」(2014年ベルギー・フランス・イタリア)

2017年3月20日 (月)

サンバ

最強のふたり」の監督がオマール・シーと再びタッグを組んだ、こちらの作品を見ました。

フランスが移民の国とは知っていましたが、その実情について深く考えたことはなく、日雇いに群がる人たちや、偽の滞在許可証で職に就こうとする人たちの苦労を今回目の当たりにして、その大変さを実感しました。

また、アリスのように移民を助ける組織で働く人たちの様子にも感動しました。ヨーロッパで極右政党が力を増す中で、実際にもこうやって移民を守る側に立つ人たちがいるだろうと、力をもらいました。

苦境にあってもユーモアを忘れないサンバがいいですよね。それにあの瞳でじっと見つめられたら、アリスじゃなくてもほだされちゃう! しかも、優しく甘い言葉で囁かれた日には、好意を持っていると勘違いするのも無理はありません。

アリスが、最初は疲れて生気がなくて、ちっとも綺麗じゃなかったのに、後半どんどん綺麗になってきたのは、前職のプレッシャーから離れたせいもあるでしょうが、やっぱりサンバのお陰ですよね。

移民を助ける側の人が、逆に影響されて自らの人生を変えていく姿は、「グッド・ライ」に通じるなと思いました。

サンバの不法就労を助けるワリド役で、先日「ある過去の行方」で見たばかりのタハール・ラヒムが出ていました。


Samba」(2014年フランス)

2017年3月19日 (日)

愛して飲んで歌って

ゴダールの次はアラン・レネ、というつもりでもなかったのですが、引き続きフランスを代表する巨匠の1人の作品を見ました。こちらが遺作となったそうです。

元が舞台劇だからかもしれませんが、映画の中でもセットが舞台っぽく作られていて、劇を見ているようでした。
場面転換の合間にデッサンが用いられていたり、登場人物がアップで語る場面でなぜか背景が黒の格子になっていたり、視覚的な趣向が凝らされていました。

アンドレ・デュソリエ、イポリット・ジラルド、サビーヌ・アゼマといった大御所俳優たちの寄り集まりが、「カルテット!」を思い出しましたが、あちらは音楽家の老人ホームが舞台でしたからね。
彼らのいる場所がなぜイギリスのヨークシャーなのかが不明ですが、元々の設定に合わせたからなのでしょうか。フランスの片田舎に変えても問題なさそうなのに。

友人のジョルジュが余命いくばくもないと知ったことから起こる珍騒動ですが、肝心のジョルジュは全く姿を見せず! 女性を次々と虜にする彼がどんな人なのか想像が膨らんだので、最後に登場してイメージと違ってガッカリするより良かったのかもしれません。


Aimer, Boire et Chanter」(2014年フランス)

2017年3月18日 (土)

BONES シーズン11

第11シーズンが終了しました。シーズン12がファイナルと聞いているし、最早ただズルズルと見ている感じなので、簡単に書きたいと思います。

まず第4話で「スリーピー・ホロウ」とのクロスオーバーがありましたが、これはどういう繋がりなのかな? 同じ放送局だから?
「スリーピー・ホロウ」は最初の2話で挫折しそれきり見ていないのですが、とりあえずイカボットとFBIのお姉さんのことは知っていたので、話についてはいけました。

第16話では、事件の起こった大学のアカペラグループに、ペンタトニックスの面々が出ていたのが嬉しい驚きでした。
全員じゃなかったのには訳があるのでしょうか? 単にスケジュールの問題なのか、年上すぎて大学生役は無理だったからとか⁈ bleah(失礼・・・)

最終話は、テンピーを狙う謎の男の正体がわかったところでシーズンエンド。でも、懐かしのあの人の登場を喜んでいいのかどうなのか・・。
とにかく、泣いても笑ってもあと1シーズンです!


Bones」(2015~2016年アメリカ)

2017年3月16日 (木)

さらば、愛の言葉よ

今日見たのはゴダール初の3D作品で、確かに映像は美しかったです。
特に、テーマの一つらしい自然や、船がゆっくりと進む姿は、3Dで見たらどんなだろうと考えながら見ていました。

小難しい作品の多い彼の作風は、理解できると期待してはいませんでしたが、1時間と短い映画だったので、深く考えることもなくあっという間でした。

わざと斜めに見せる画面や、ヒトラーの時代のモノクロ映像とツール・ド・フランスのような現代のカラー映像を重ねて組み合わせる構成は、それぞれに深い意味があるのでしょうが、残念ながら私にはわかりませんでした。

ゴダールの映画は、私の俳優ランキングではレッドフォードと共にダブル殿堂入りのジャン・ポール・ベルモンドが主演した「勝手にしやがれ」(「ふたりのヌーヴェルヴァーグ」でも言及)を見たのが最初で、「気狂いピエロ」「軽蔑」「男性・女性」など学生時代に何本も見ましたが、難解な彼の映画に徐々に手を出せなくなり、今回久々に挑戦しました。

余裕ができたら、見逃している他の作品にもトライしてみようという気になりました。


Adieu au Langage」(2014年フランス)

2017年3月15日 (水)

大いなる沈黙へ

フランス映画かと思ったら、ドイツ人監督による映画でした。
とはいっても、舞台はフランスにある修道院で、タイトル通り大半は「沈黙」の中にあり、鐘の音や修道士たちが作業する物音、そしてミサで捧げる祈りの声が聞こえるだけでした。

黙々と生活をしながら皆何を考えているのだろうと思い、寒さに耐えて自給自足の暮らしは大変そうだな、なんて考えながら見ていたら、ほとんど会話のない3時間近いドキュメンタリーでもあっという間でした。

意外だったのは、暖房に薪を使うような生活なのに、パソコンを使っている人がいたこと。外界とのやり取りや公式の書類づくりには必須なのでしょうか。

それと、仕事の分担がどうなっているのかわかりませんが、年配の修道士が畑の水やりなど重労働に従事しているのが不思議でした。
鐘を鳴らすのも案外体力要りそうだし、薪割りも若い人がやっていたので、人手不足で仕方ないのかもしれません。

雪深い山中での簡素な暮らしを見ていたら、以前見た「神々と男たち」を思い出し、あちらも実話がベースだったし、修道士は皆こんな感じなのかなと思いました。


Die Große Stille」(2005年フランス・スイス・ドイツ)

2017年3月14日 (火)

サンローラン

昨年、同様の伝記映画「イヴ・サンローラン」を見ましたが、その時にも言及したもう1本がこちらの作品です。

サンローランをギャスパー・ウリエルが、ベルジェをジェレミー・レニエが演じ、他にもレア・セドゥやルイ・ガレルなど有名俳優が大挙出演していて、「イヴ・サンローラン」とは対照的でした。
向こうがほぼ半生を網羅していたのに対し、こちらは既に成功を収めた後の10年間ぐらいに焦点があたっていました。

どちらの映画も一長一短あるでしょうが、個人的には、ベルジェとの関係をじっくり描いた向こうの方が好きかも。こちらはジャックとの出会いや生活ぶりはよくわかりましたが、逆にこれだけでは、ベルジェのサポートや介入の意図が理解できないのではないかと思います。

ただ、画面構成が凝っていて、特にラストのランウェイの様子が分割で映されているところなんかは良かったです。

それと、晩年のサンローラン役で、おじいちゃんになったヘルムート・バーガーが出ていて、「ルートヴィヒ」などのかつての美青年ぶりを思い出して懐かしくなりました。
サンローランの彼が自宅で見ている映画が、バーガー自身の出ている「地獄に堕ちた勇者ども」という思わぬサービスも嬉しかったです。


Saint Laurent」(2014年フランス・ベルギー)

2017年3月13日 (月)

Law & Order: UK ファイナル

最終シーズンが終了しました。

まずはシーズン4(本国放送時はシーズン7)ですが、検事局に弁護士出身のケイトが入りましたね。弁護側の感覚が抜けないせいか、やたら楯突くキャラでしたが、入ったばかりならともかく、シーズン5でもやっているのはどうなのか・・・。

警察側にも新しい上司レイトンが来ました。現場主義のようで頼もしかったけれど、本家にはない唐突な入れ替わりが多いのは、米英の違い(俳優の契約条件とか?)なのでしょうか。

唐突といえば、サムが去った理由にも特に言及はありませんでしたが、新しく来たジョーは結構気に入っていて、初期のマットの次に好きかも。マットは若干ジェイミー・バンバーの欲目入っているので、キャラだけなら一番かもしれません。

そしてショックだったのは、お気に入りだったアンジーが、最終話まであと2回を残してフェイドアウトしちゃってたこと。レイトンの事件に動揺して帰宅を許されたと言われたまま、ラストまで出ませんでした。

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2017年3月12日 (日)

リミットレス

以前、映画「リミットレス」を見た時に少々触れたテレビドラマのほうを、16話まで見終わったところで記事にしたいと思います。

もう少し映画版に近い、シリアスなタッチの話かと思っていたら、結構コメディ路線でした。しかも、段々コメディ度合いが上がってきた気がするのは、視聴率を意識してのことでしょうか。

私自身も、同時期に見始めた「リーサル・ウェポン」と違い(あちらも若干コミックテイスト)、早くも4話目ぐらいから飽きてきていたのですが、とりあえず軽いノリで見られるので、突っ込みつつも見続けています。

最初のツッコミは、お父さんにバレたら危ないといいつつ、知られた後も平気なこと。しかもパパはあちこちに触れ回っていたし。その後出てこないので、どうなったのか・・・。
同様に、真相に迫りそうなFBI捜査官のハリスも、モーラの部下サンズが手を出さずにいるのは不思議な気がします。

なぜこのタイミングで記事にしたかというと、直近の16話が映画好きの私にはたまらなかったから。

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2017年3月11日 (土)

ある過去の行方

事情により、いつもより早くフランス映画月間を始めます。
今日は、先日「別離」を見たばかりのアスガー・ファルハディ監督作です。

フランスは複雑な家族構成の家庭が多く、子供がいる同士の再婚なんてよくありますが、ここでは更に、まだ離婚が成立していないそれぞれの配偶者とのかかわりもあって、込み入った関係が際立っていました。

しかも、妻マリーとの離婚手続きに渡仏したイラン人のアーマドが、何で娘たちから「パパ」ではなくファースト・ネームで呼ばれているのかと思ったら、マリーはアーマドとも再婚だったことがわかりました。

過去の事件のいきさつが次々と明るみになる中で、アーマドが唯一大人で落ち着いていたのは、ある意味当事者ではないからというのもありますが、やはり日頃から穏やかで理性的な人柄だからかなと思います。

マリーの娘たちや再婚相手の連れ子にまでも優しい彼が、どうしてマリーと別れてしまったのか不思議ですが、映画では描かれなくてもきっと様々な事情があったのでしょう。

メインは人間ドラマですが、過去の事件を巡るサスペンスっぽい要素もあり、見ごたえのある映画でした。


Le Passé(2013年フランス・イタリア・イラン)

2017年3月 8日 (水)

SPY/スパイ

アメリカ公開時にすごく気になって見たかったのですが、ずっと日本未公開で見られなかった作品を、ようやく見ることができました。
メリッサ・マッカーシーは好きだし、彼女がジェイソン・ステイサムとジュード・ロウを尻目に、新人スパイとして活躍するコメディと聞けば、興味がわかないわけがありません。

まず冒頭から、正統派スパイものかサスペンス映画のような映像と音楽で妙にシリアスな雰囲気で始まり、かえって笑いそうになりました。オープニング曲もボンド映画っぽくて、否が応でも期待が高まりました。

詳細なストーリーは知らずに見たのですが、スーザンはずぶの素人からスパイに転身するのかと思っていたら、ずっと裏方として表舞台のスパイ(ジェームズ・ボンドばりのJ・ロウ)をサポートしていたんですね。

そして、これまた有能スパイのフォード(J・ステイサム)と張り合うのかと思ったら、フォードはかなり間抜けで張り合うまでもなく・・・。でも、逆に愛嬌があるように感じてしまったのは、私がステイサムを好きだから?
とにかく、私の中ではラストの展開は納得でした!happy01


SPY」(2015年アメリカ)

2017年3月 5日 (日)

アメリカを売った男

こちらも冷戦時代の、米ソ情報戦にまつわる実話の映画化。ただし、舞台は、事件が明るみになった2001年です。

ハンセンの調査に、捜査員でもないエリックが抜擢されたのは、コンピューターの知識やカトリック教の繋がりのせいもあるでしょうが、潜在的な能力を買われた他に、何も知らない良さもあったのかなと思いました。
ハンセンは鋭いから、裏があれば見抜くだろうし、ある意味無知だからこそ疑われなかったのではないでしょうか。

ただ、四六時中ポケベルが鳴ってて、それが怪しまれなかったのは不思議でした。ハンセンなら、すぐに奥さんに探りを入れて、気づきそうだし。
逆にエリックは、即時・直通のポケベルまで渡されるほどの大がかりな捜査なのに、性的倒錯者の監視という説明を信じたのも、ありえなさそうでした。わかって見ているからそう感じるだけなのかもしれませんが。

地味な映画ではありましたが、実際のスパイはそれほど華々しくもないでしょうし、これぞ真のスパイ映画と言えるのかもしれません。

ライアン・フィリップは、「クルーエル・インテンションズ」で初めて見た時は、正直「何だかなー」と思って、いい印象がありませんでしたが、お気に入りの映画「ゴスフォード・パーク」や、最近では「カオス」「リンカーン弁護士」など、私の中での評価上昇中です。


Breach」(2007年アメリカ)

2017年3月 4日 (土)

フォッグ・オブ・ウォー

先日「ブリッジ・オブ・スパイ」を見た後で、更に冷戦時代の世界に浸りたくなり、こちらのドキュメンタリーを見ました。

マクナマラ長官の名前に聞き覚えがある気がしたのは、アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した時に聞いたからでしょうか。見応えがあって、納得の受賞作品でした。

主に3つの戦争について語っていて、まずキューバ危機については、「ケネディ家の人々」なんかでも緊迫した様子が描かれていましたが、実際その現場にいた人の証言なので、より生々しかったです。
核戦争勃発まであとほんの一歩だったのだと、あらためて怖くなりました。

国防長官だった冷戦時代の話だけかと思ったら、彼が従軍していた太平洋戦争の話題もありました。
どのように効率的に日本を叩いたかの件は、聞いていて辛かったです。もうずっと昔の、過去の出来事だけれど、こうやって日本は負けたんだと思わされました。

でも、一番の中心はやっぱりベトナム戦争。そして、ケネディとニクソンの狭間で埋もれ、今までよく知らなかったリンドン・ジョンソン大統領の人となりについて、少しは知ることができました。

この映画が制作された2003年は、9.11の後で新たな戦争へと踏み出し始めていた頃。警鐘を鳴らす意味合いもあったのだろうと思います。引くに引けなくなる前に止める勇気も必要なのだと感じました。


The Fog of War: Eleven Lessons from the Life of Robert S. McNamara」(2003年アメリカ)

2017年3月 1日 (水)

別離

先日のアカデミー賞授賞式に触発されて見た3本目は、トランプ大統領の入国禁止令に抗議して式を欠席したアスガー・ファルハディ監督が、前回、外国語映画賞を受賞した作品です。

事の発端は離婚騒動ですが、なんだかどんどん悪い方向へ転がっていくのが、見ていて本当に辛かったです。
そんなつもりじゃなかったのに、子供たちまで巻き込んでしまう結果になったし。

どこの国も高齢者の介護は大変な問題でしょうが、イランでは家族が面倒を見なきゃいけない風潮があったりするのでしょうか?
宗教上の理由で他人の男性には触れられないとか、いろいろ制約がありそうだったし、さすがに日本のようなデイケアなんかは難しいのかもしれませんね。

社会・文化・宗教などの違いはあっても、人間に共通かつ普遍のテーマを描いているからこそ、見ているこちらにも訴えかけてくるんだなと感じました。

イラン映画はほとんど見る機会がなく、ずいぶん前にアッバス・キアロスタミ監督の「友だちのうちはどこ?」と「オリーブの林をぬけて」を見たぐらい。
キアロスタミ監督は、授賞式の追悼コーナーで名前が挙がっているのを見て、昨年亡くなったと知りました。ご冥福をお祈りします。


A Separation」(2011年イラン)

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