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2017年2月27日 (月)

ブリッジ・オブ・スパイ

物事に影響されやすい私は、アカデミー賞授賞式のマーク・ライランスを見て、「受賞作品を見なきゃ!」と思い、即実行しました。

スパイ交換の実話と聞いていましたが、その前にスパイ容疑で逮捕されたロシア人の裁判もありました。何で交換交渉に普通の弁護士が駆り出されたのかと疑問だったけれど、裁判で代理人を務めたからだったんですね。

冷戦時代のソビエトスパイの弁護は、凶悪犯罪者の弁護と同様に必要とはわかっていても、代理人になるのはかなりの勇気が要ったでしょうし、ましてや公平にさばいてもらうことの難しさは殊の外実感したことでしょう。

スパイ逮捕のスリリングな冒頭から、事態がどんどん複雑化して、ラストの交換まで、程よくエンタメ性もあって目が離せませんでした。さすがスピルバーグ。

一昨年の製作ではありますが、この映画で主人公のジムが体現する「どんな人でも公平な裁きを受ける権利がある」という、これまでアメリカが大事にしてきた平等の精神や民主主義が、今のアメリカ社会へのアイロニーに感じました。


Bridge of Spies」(2015年アメリカ)

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