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2016年12月23日 (金)

アリスのままで

ジュリアン・ムーアがアカデミー賞で主演女優賞に輝いた作品です。

認知科学と言語教育の専門家であるアリスだからこそ、自分で早くも症状に気づいたのでしょうが、だからこそ言葉を失っていく辛さも人一倍だったのではないかと思います。

それに、認知症が遺伝性で子供にうつると思ったら、尚更ですよね。父親の頃には遺伝子研究が進んでいなくて気づかず過ごしてきたのが、気づいて幸せだったのかどうなのか・・・。
末娘が検査をしたがらなかったのもわかる気がしました。

その末娘リディアが、以前は一番母親と対立していたのに、病気の症状と行動に一番理解を示すところがいいですね。
ただ、長女アナの場合は、自分が遺伝を受け継いだと知ってしまったので、母の行動を否定することで自分を守っているのかなと感じました。

認知症介護協会でのスピーチのシーンでは泣きましたね。でもそれと同時に、以前見た謙さんの「明日の記憶」を思い出し、かなりリアルで見ているのがきつかったあちらの映画に比べて、穏やかな描かれ方だった気もしました。

監督のリチャード・グラッツァーは、病気は異なっていますが自らALSで闘病中だったそうなので、実体験が投影されたのかなと思います。残念ながら、この映画の後に亡くなられたそうで、ご冥福をお祈りします。


Still Alice」(2014年アメリカ)

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コメント

またまた、こちらでも(ペコリ)
なかなか・・・私は、辛いナァって思いました。
アリスの夫・・・最終的には次女が、アリスの介護をすることに。
夫は・・・去っていきますよね。
仕事、自分の夢、将来・・・そこにはアリスはいない=必要じゃない、って。
コレは、私には正直キツかった、ですね。
こういう物語は、
鑑賞者が経験したか否か等で、感想も異なるように思えました。
私は、全面的にではなく、ホント、お手伝い程度でしたが
認知症の親をみていたので・・・辛いしキツいし、でも家族の心情も分かる。
そういう複雑さの中での観賞でした。
今年、Kristen Stewart出演作品を、数作品見たのですが・・・
巧いなぁって思いました。
今後も、注目しようかなって思っています。
それと・・・ようさんにちょいとお勧め作品を。
トム・ハーディ主演の『レジェンド』、御覧になりました?
英国の犯罪者クレイ兄弟の物語、です。
双子の兄弟なので、ハーディはひとり二役で。
いや、これ、しっかり演じ分けているのに脱帽。
犯罪者モノということもあり、今年の満足映画のひとつになりました。
また、今現在公開中の『この世界の片隅に』です。
アニメですが・・・実写に負けない、というか
アニメだからこそこれほど忠実に且つ自由に、描けるって思いました。
私、原作のマンガは、以前から読んでいますので。
これは、ぜひ映画館で見ていただきたい、と思います。

リィンさん、こちらもコメントありがとうございます。
私は、身近で介護の経験がないからかもしれませんが、
夫はけっして介護を拒否したわけではなく、
でも生活はしていかなきゃいけないので去ったのだと思いました。
もちろん、仕事を捨ててアリスを選ぶこともできたわけなので、
そういう意味では全身全霊で彼女を見守るという行動ではありませんが、
アリスを必要としないと判断したわけではなく、十分気にかけているように見えました。

クリスティン・スチュワートは、確かに演技はうまいですよね。
「トワイライト」人気の後「スノーホワイト」のゴタゴタでケチがついた感がありますが、
それでも良質の作品に出て名誉挽回していて喜ばしいです。

「レジェンド」は、トム・ハーディ好きだし犯罪者ものも好きなので見たかったのですが、
時間がなくて映画館に足を運ぶことはできませんでした。
リィンさんの感想をブログで拝見して、羨ましく思っていました。
私も近いうちに見てみたいと思います。

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